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更新日:2020年11月17日

地域農業推進協議会水田フル活用ビジョン

水田フル活用ビジョンとは

経営所得安定対策等実施要綱(平成23年4月1日付け22経営第7133号農林水産事務次官依命通知)のⅣの第2に位置づけられており、地域の特色のある魅力的な産品の産地を創造するための地域の作物生産の設計図となるものである。地域の水田における作物ごとの取組方針・作付予定面積、産地交付金の活用方法などを明らかにし、地域で共有することで、地域の特色ある産地づくりに向けた取組を更に推進することを目的としている。

1地域の作物作付の現状・地域が抱える課題

地域は、宮城県の東部太平洋に近く、仙台市と塩竈市の中間に位置し、国道45号が産業の動脈として市の中心部を通っている。

地は、平坦で東西に向かって平野が開け、西南部を七北田川、中心部を砂押川が東西に貫流し、ともに仙台湾に注いでいる。

候も年間を通じて比較的温暖であり、土質も七北田川および砂押川によって作られた沖積土壌で極めて肥沃である。

地域の農業構造については都市近郊型農業であるため、兼業農家が大半を占め、さらに、農業者の高齢化が進み農業の担い手不足が深刻化している状況である。

成23年3月に発生した東日本大震災による津波被害で、地域内の農地は甚大な被害をうけたが、復旧作業が順調に行われ、平成24年作からは従前通りのほ場が確保できた。

た、東日本大震災の津波被害によって耕作機械などが水没し、作業委託を行う農家が増加傾向にある。

地域の一戸当たりの耕作面積は、平均約1haであるが、更なる農作業の効率化を図るため、ほ場の大区画化を推進し農地の集積や、法人化など将来の多賀城の農業を見据えた事業を展開していく予定である。

成28年度から農村地域復興再生基盤総合整備事業による県営多賀城地区土地改良事業の工事が始まり、令和元年度に面的工事が完了し大区画ほ場への環境整備が整った。

事が完了し大区画化されたほ場において、令和元年度より大区画化のメリットを活かした大規模な大豆の集団転作の取組が実施されており、令和2年度においても更なる団地化面積の拡大に向けて準備が進められているところである。

2作物ごとの生産の取組方針

主食用米の作付面積目標や転作作物の生産拡大に向けて導入する新しい技術など、作物ごとの生産の取組方針を記載している。

(1)主食用米

質向上や安定生産、省力・低コスト化に向けた技術対策を推進するとともに、米の販売、強化を図り、実需者の多様なニーズに対応した売れる米づくりをより一層推進する。

た、県から提示された米の生産の目安を基に認定方針作成者と生産計画の協議を行い、米生産の基本数量を決定した後、各農業者に提示し、需要に応じた米生産を推進する。

(2)非主食用米

食用米の需要は、今後、更に減少が見込まれることから、主食用米に換わる水田フル活用作物として、農業者が取り組みやすい米対応の転作作物である飼料用米、備蓄米の生産維持、拡大を強力に推進する。

令和2年度においては、大区画ほ場整備事業の面的工事が完了し、同事業区域内の全ての整備水田で作付けが可能となることから、昨年度以上の生産調整が必要な状況であり、認定方針作成者から作付目標として示された主食用米の作付面積を優先的に確保した上で、非主食用米による転作は必要に応じて作付けする。

料用米
令和2年度の取組なし

米粉用米
令和2年度の取組なし。

新市場開拓用米
主食用米にかわる作物として農業者が取り組みやすい米対応の転作作物であることから、産地交付金を活用し、需要に応じた生産を推進する。

wcs用稲
令和2年度の取組なし。

加工用米
令和2年度の取組なし。

備蓄米

本市の営農環境およびこれまでの農業者の転作作物の取組実績などからも農業者が取り組みやすい米対応の転作作物であることから、主食用米にかわる作物として安定的に活用できるため、これを継続的に維持していく。

(3)麦・大豆・飼料作物

豆については、大部分が水田で作付けされていることから、湿害を回避し単収向上を図るための大豆300A技術の導入や、排水対策、病害虫防除、適期収穫などの徹底による高品質化を図るとともに、産地交付金を活用した集団転作による省力化や団地化など、生産性・収益性の向上を推進し、需給調整の基幹作物として、今後、更なる作付けの拡大を目指す。

大区画化のための面的工事が完了したほ場において、令和元年度より大区画化のメリットを活かした大規模な大豆の集団転作の取組が実施されており、ブロックローテーション方式により、地権者および耕作者の負担軽減を図りながら、令和2年度においても更なる団地化面積の拡大に向けて取り組む予定である。

お、麦および飼料作物については取組なし。

(4)そば、なたね

令和2年度の取組なし。

(5)高収益作物(園芸作物など)

益性の高い農業を目指し、産地交付金を活用した団地化の取組など水田を利用した野菜・花きなど土地利用型園芸を推進するとともに、園芸作物の規模拡大などへの取組を支援し、農家所得の向上を図る。

(6)畑地化の推進

令和2年度の取組なし。

3作物ごとの作付予定面積

作物ごとに、令和元年度の作付面積および令和2年度の作付予定面積・目標作付面積を記載しています。

作物ごとの作付予定面積

作物

令和元年度

作付面積
(ヘクタール)

令和2年度

作付予定面積

(ヘクタール)

令和2年度

目標作付面積

(ヘクタール)

主食用米

231

230

230

飼料用米

-

-

-

米粉用米

-

-

-

新市場開拓用米

-

3

3

WCS用稲

-

-

-

加工用米

-

-

-

備蓄米

8

22

22

-

-

-

大豆

18

18.5

18.5

飼料作物

-

-

-

そば

-

-

-

なたね

-

-

-

その他地域振興作物

11

11

11

野菜

10

10

10

(うちねぎ)

(2)

(2)

(2)

(うちかぼちゃ)

(2)

(2)

(2)

花き・花木

1

1

1

(注)1ヘクタール=10,000m2

4令和2年度に向けた取組および目標

地域農業の課題解決のため産地交付金により支援する取組として、低コスト化による生産性向上に取り組む大豆や野菜などの高収益転作作物および新市場開拓用米について、作付面積の現状値(令和元年度の実績)および目標値(令和2年度の見込み)を記載しています。

令和2年度に向けた取組および目標

対象作物

支援する取組内容

指標

(現状値)

令和元年度

(目標値)

令和2年度

大豆

大豆集団転作による

低コスト生産支援

100アール以上の

団地化面積

10アールあたりの

労働時間

1,296アール

12.4時間/10アール

1,350アール

12時間/10アール

地域振興作物

(野菜・花きなど)

地域振興作物助成

地域振興作物の

作付け面積

379アール

385アール

新市場開拓用米

(輸出用米)

【地域枠】新市場開拓用米助成 新市場開拓用米の取組面積 - 300アール

新市場開拓用米

(輸出用米)

【国枠】新市場開拓用米助成 新市場開拓用米の取組面積 - 300アール

(注)1アール=100m2

お問い合わせ

市民経済部農政課農政係

 〒985-8531 宮城県多賀城市中央二丁目1番1号

電話番号:022-368-1141(内線:441・442)

ファクス:022-368-9069

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