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更新日:2024年9月27日

多賀城創建1300年記念 古代東北の城柵『御城印』を配布します

10月1日から古代東北の城柵の御城印を配布します!

724年に創建され陸奥国府が置かれるなど、古代東北の政治・文化の拠点となった多賀城は今年で創建1300年を迎えました。
これを記念して、初めて東北の8つの古代城柵が連携して、多賀城創建1300年記念の御城印を制作しました。

御城印の参加城柵は、多賀城(宮城県多賀城市)のほか、払田柵(秋田県大仙市)、胆沢城(岩手県奥州市)、志波城(岩手県盛岡市)、徳丹城(岩手県矢巾町)、城輪柵(山形県酒田市)、牡鹿柵(宮城県東松島市)、伊治城(宮城県栗原市)です。
10月1日(火曜日)から各自治体施設などでそれぞれの城柵の御城印を配布します。配布する御城印は各城柵の御城印のみとなります。(多賀城市は多賀城御城印のみ配布します。)

御城印は各城柵1300枚限定となっております。在庫の問い合わせは各自治体へお問い合わせください。
日本の歴史を語る上でも、多賀城創建1300年という記念すべき年に、東北の古代の歴史を学びながら、8つの城柵を巡って創建1300年記念の8つの御城印をコンプリートしてみてはいかがでしょうか。

「城柵」とは律令体制の確立を目指すために、東北を治めることを目的として造られた機関の機関のことを表し、古代東北にはいくつもの城柵が造られました。

東北の古代城柵の御城印 デザイン一覧

東北の古代城柵の御城印

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

配布施設

城柵名
(市町村名)
配布場所 住所 問い合わせ先 開所時間 定休日
多賀城
(多賀城市)
史都多賀城観光案内所(JR仙石線多賀城駅) 宮城県多賀城市中央2丁目7番1号 022-364-5901 10時00分~16時00分 12月28日~1月5日
史都多賀城観光案内所(JR東北本線国府多賀城駅) 宮城県多賀城市浮島1丁目9番22号 070-6493-0050 10時00分~15時00分 月曜日、12月28日~2月28日
山王地区公民館 宮城県多賀城市南宮毛上28 022-368-6192 9時00分~21時00分 月曜日・祝日(祝日が月曜日の場合は翌日休館)、12月29日~1月3日
大代地区公民館 宮城県多賀城市大代5丁目1-46 022-364-8442 9時00分~21時00分 月曜日・祝日(祝日が月曜日の場合は翌日休館)、12月29日~1月3日
多賀城市役所(北庁舎3階 市民文化創造課) 宮城県多賀城市中央二丁目1番1号 022-368-2084 8時30分~17時15分 土曜日・日曜日・祝日、12月29日~1月3日
牡鹿柵
(東松島市)
奥松島縄文村歴史資料館 宮城県東松島市宮戸字里81番地18 0225-88-3927 9時00分~16時30分 毎週水曜日・12月28日~1月3日
赤井市民センター 宮城県東松島市赤井字川前三189番地1 0225-82-2075 9時00分~17時00分 12月28日~1月5日
伊治城
(栗原市)
栗原市役所金成庁舎(2階 教育部文化財保護課) 宮城県栗原市金成沢辺町沖200番地 0228-42-3515 8時30分~17時15分 土曜日・日曜日・祝日、12月29日~1月3日
栗原市立図書館 宮城県栗原市築館薬師三丁目3番1号 0228-21-1403 10時00分~18時00分(火~金)
9時00分~17時00分(土・日)
 
月曜日・祝日(祝日が月曜日の場合は翌日も休館)、12月29日~1月3日、
特別整理期間(1月下旬以降の予定)
 
栗駒山麓ジオパークビジターセンター 宮城県栗原市栗駒松倉東貴船5番地 0228-24-8836 9時00分~17時00分
(3月~11月)
9時00分~16時00分
(12月~2月)
 火曜日、火曜日が祝日の場合はその翌平日、12月29日~1月3日
 
胆沢城
(奥州市)
奥州市埋蔵文化財調査センター 岩手県奥州市水沢佐倉河字九蔵田96番地1 0197-22-4400 9時00分~16時30分 火曜日、12月29日~1月3日
志波城
(盛岡市)
志波城古代公園案内所 岩手県盛岡市上鹿妻五兵エ新田47番地11 019-658-1710 9時00分~17時00分 月曜日(祝休日の場合は翌平日)、12月29日~1月3日
徳丹城
(矢巾町)
矢巾町歴史民俗資料館 岩手県紫波郡矢巾町西徳田3-188-2 019-697-3704 9時00分~16時30分 月曜日(祝・休日の場合は翌平日)12月29日~1月3日
払田柵
(大仙市)
 
払田柵総合案内所 秋田県大仙市払田字仲谷地95番地 0187-69-2397 9時00分~16時00分 月曜日(祝日の場合は翌日閉館)
11月中旬~翌4月下旬
大仙市役所仙北庁舎(3階・文化財課) 秋田県大仙市高梨字田茂木10番地 0187-63-8972 8時30分~17時15分 土日祝日、12月29日~1月3日
城輪柵
(酒田市)
酒田市文化資料館光丘文庫 山形県酒田市中央西町2番59号(酒田市総合文化センター内) 0234-22-0551 9時00分~16時30分 月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3

8つの城柵の御城印について

多賀城(多賀城市)

多賀城御城印サンプル

〇多賀城南門

現在復元している南門は、8世紀中頃(政庁2期)のもので、多賀城外郭に設けられ、多賀城の入口にあたる重要な施設とされていたもの。(復元工事中。近くに寄ることはまだできないが、離れて見ることは可)
二重門形式の極めて格式高い門であったと推測されている。

〇陸奥国印

陸奥国から中央政府に提出する文書が正当であることや改変を防ぐなどの目的で、この多賀城において「陸奥国印」が捺され、提出されていました。
この陸奥国印の印影は、政庁3期に相当する時代の陸奥国印の印影が模写された資料を基に、当時、多賀城市内に校舎がある仙台育英学園高等学校書道部に在席した学生の協力により復元を行ったもの。

牡鹿柵(東松島市)

牡鹿柵御城印サンプル

 

〇「牡舎人」墨書土器

須恵器の底に「牡舎人(おどねり)」と墨で書かれた墨書土器である。
「舎人(とねり)」は都で勤務した役人の見習いのことで、「牡舎人」は牡鹿(郡)の舎人を意味し、牡鹿郡の長官(郡司)一族である道嶋(丸子)氏に関係するものと考えられる。

〇牡鹿

牡鹿柵および牡鹿柵が所在した古代の牡鹿郡にちなんだ牡鹿(オスのシカ)をあしらったもの。



 

伊治城(栗原市)

伊治城御城印サンプル

 

 

〇重圏文軒丸瓦

伊治城のもっとも重要なエリアである政庁跡の発掘調査で出土した軒丸瓦。一部が破損しているが、「重圏文」と称される同心円状の文様が表現されている。政庁の中心的施設である“正殿”に葺かれていたと考えられている。

 

 

 

胆沢城(奥州市)

胆沢城御城印サンプル

 

〇胆沢城外郭南門

胆沢城の正門にあたり、志波城の外郭南門よりも南北に若干大きい東北地方最大級の平面を持つ五間一戸(正面から見た柱と柱の間が5つありその中央に1つの扉がついている)の格式の高い門。9世紀後半に瓦葺となった時期の重層の櫓(やぐら)門を映像復元したもの。

〇鬼瓦

外郭南門の瓦葺屋根の棟の端部に使用されたと考えられる出土遺物から全体の形を復元したもの。

 

 

志波城(盛岡市)

志波城御城印サンプル

 

〇志波城外郭南門

平成9年(1997年)に復元した志波城の正門となる外郭南門。復元された古代の門としては、奈良の平城京跡朱雀門に次ぐ大規模なもの。
防御的性格が強かったと考えられ、平安時代末から鎌倉時代の絵巻物を参考とし、二層の櫓門として復元したもの。

〇政庁官衙復元鳥瞰図

発掘調査をもとに作成した政庁官衙の復元鳥瞰図。
政庁は陸奥国府多賀城や鎮守府胆沢城を上回る規模で、政庁南門・東門・西門が復元されている。
 

 

徳丹城(矢巾町)

徳丹城御城印サンプル

 

 

 

〇史跡徳丹城跡 推定復元イメージ図

平成11年(1999年)に策定された「史跡徳丹城跡将来構想(案)」に関連して平成13年3月に作成されたもので、湿地以外は外郭線が築地であることなど、その後判明した新たな成果と異なる個所もあるが、推定復元に関する参考資料として今でも使われている。

 

 

 

払田柵(大仙市)

払田柵御城印サンプル

 

〇渦巻文平瓦

外郭南門周辺で集中的に出土した瓦の1つ。現在のところ、この文様の瓦は全国でも払田柵跡でしか出土していない特殊なもの。

〇外柵南門

9世紀初頭、創建期の造営とされる八脚門で、平成6年(1994)に復元整備した史跡のシンボル。復元に使用された木材の老朽化が進んでいたが、令和3年(2021)から2年かけて再整備を行い、門は復元当初の姿によみがえった。

 

 

城輪柵(酒田市)

城輪柵御城印サンプル

 

 

〇政庁南門
城輪柵跡の政庁は、一辺が約115mで、東・西・南の門が八脚門である。このうち、9世紀後半の南門と東門が実物大で復元されている。古代の官衙は、南門が正面の入り口になっていた。

〇軒瓦

城輪柵跡で出土している宝相華文軒丸瓦と花文軒平瓦である。9世紀後半頃の政庁建物の屋根に葺かれていた瓦である。

 

 

 

注意事項

  • 配布する御城印は各城柵の御城印のみとなります。
    (多賀城市で配布する御城印は多賀城御城印のみとなります。)
  • 各施設とも、休館日には御城印の配布はできかねますので御了承ください
  • 窓口では御城印の日付を記入しませんので、各自でご記入ください。
  • 御城印は印刷物のみの配布となります。配布場所での御城印帳への直接の記帳はございません。
  • 御城印は、一回につきおひとり様一枚になります。
  • 予約や郵送による配布は行いません。
  • 全ての御城印を集めても、特典などはございません。
  • 御城印は各1300枚となります。なくなり次第配布終了となります。配布終了時はホームページ上でお知らせいたします。

 

【終了しました】多賀城市公式御城印をプレ配布します!

724年に創建され陸奥国府が置かれるなど、古代東北の政治・文化の拠点となった多賀城は今年で創建1300年を迎えました。

これを記念して東北の古代城柵の御城印を制作しております。

「城柵」とは律令体制の確立を目指すために、東北を治めることを目的として造られた機関のことを表し、古代東北にはいくつもの城柵が作られました。

参加城柵は、多賀城(多賀城市)のほか、払田柵(大仙市)、胆沢城(奥州市)、志波城(盛岡市)、徳丹城(矢巾町)、城輪柵(酒田市)、牡鹿柵(東松島市)、伊治城(栗原市)です。

上記城柵の御城印は10月1日から配布開始となります。

今回は、東北の御城印の配布に先立ち、多賀城市公式の御城印を枚数限定で先行配布いたします。

配布日時・場所

  • 日時 令和6年8月25日(日曜日) 10時00分から12時00分
  • 場所 JR東北本線国府多賀城駅 南側ロータリーmap

デザイン

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画像はイメージです。実際の仕様とは異なる場合があります。

その他

  • 今回プレ配布を行う御城印は多賀城市のみとなります。
  • なくなり次第終了となります。
  • 御城印は、一回につきおひとり様一枚になります。
  • 御城印は今回の8月25日(日曜日)以降は10月1日(火曜日)から配布となります。また、今後の多賀城創建1300年記念事業の一部イベントでも配布予定となります。

注意事項

  • 当日は猛暑が想定されます。直射日光を避けたり、水分をこまめにとったりするなどの十分な暑さ対策をお願いいたします。
  • 会場は駐車場に限りがございます。可能な限り公共交通機関を使ってお越しください。

よくある質問

お問い合わせ

企画経営部市民文化創造課文化創造係

〒985-8531 宮城県多賀城市中央二丁目1番1号

電話番号:022-368-2084

ファクス:022-368-2369

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