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更新日:2025年9月17日
心を動かす映画の時間。
映画館のないまちだからこそ
映画館では味わうことのできない特別な映画体験を♪
市民による市民のためのハンドメイドの映画の祭典
上映する映画はどれも温かくて、感動必至の選りすぐりの作品たちです。
ぜひご覧ください。
ポスターの背景に使われているのは、京都 染司よしおかで実際に植物染めを行った生地の写真です。
染司よしおかは江戸時代創業の歴史ある染織工房で、多賀城創建1300年記念事業で復元した古代多賀城に赴任していた官人たちの天平衣装の染色を行っています。
今回の上映作品の中には植物染めなど日本古来の技法を用いた服飾に焦点を当てたシーンがいくつか登場することから、多賀城創建1300年によって紡いだご縁によりこの写真を使用しています。
11月
2日(日曜日):西園寺 本堂 [定員:50名]
3日(月曜日):多賀城市民会館 大ホール [定員:1,000名]
4日(火曜日):上映なし
5日(水曜日):Antique Cafe OLDTIME [定員:15名]
6日(木曜日):多賀城跡ガイダンス施設 [定員:30名]
7日(金曜日):山王地区公民館 体育館 [定員:30名]
8日(土曜日):多賀城市立図書館 3階ギャラリー [定員:30名]
9日(日曜日):松島蒲鉾本舗 多賀城工場 [定員:20名]
※定員数は各回ごとの人数
●西園寺
多賀城市笠神一丁目21-60
●多賀城市民会館(多賀城市文化センター内)
多賀城市中央二丁目27-1
●Antique Cafe OLDTIME
多賀城市高崎二丁目16-3
●多賀城跡ガイダンス施設
多賀城市市川字立石3-2
●山王地区公民館 体育館
多賀城市南宮字毛上28
●多賀城市立図書館
多賀城市中央二丁目4-3
●松島蒲鉾本舗 多賀城工場
宮城県多賀城市八幡字一本柳3-5 さんみらい多賀城・復興団地内
無料~500円
会場によって異なりますので、詳細はチラシをご覧ください。
下記リンクから事前にお申し込みください。
※各回定員に達し次第募集を締め切らせていただく場合がございますので、予めご了承ください。
監督・撮影:仲程長治
「変わっていく世界の中で、変わらないもの、変えてはいけないもの」
EP1では、島の染織家・石垣昭子さんが、西表島の自然と暮らしに触発された女性たちと手がける衣ブランド「真南風(マーパイ)」の再始動を追いかける。
EP2では、プロジェクトの途中で急逝した島の郷土史家、石垣金星さんの足跡を葬儀から遡る。ふるさとの島を愛し、島のほり・おこしに尽力した金星さんの想いを、さまざまな形で紡いでいこうとする島の人たちの姿から、自然と共に生きる、西表島の豊かな文化を垣間見ることができる。
(↑『キャンバスの向こう側』)
制作:東北生活文化大学高等学校 美術・デザイン科
美術・デザイン教育を通して、豊かな感性を育み、創造的な表現力を養う。美術系大学への進学を目指すための実技指導を徹底する。一方で将来クリエイティブ業界で活躍できるように専門機関との連携を深め、より高度なIT・CG 教育を展開している。
2013 年から片岡翔監督を講師として映画制作ワークショップを開催。複数のチームを結成し、企画から編集まで自分たちの手で短編映画を制作している。また、片岡監督と共に学校PR 映画を制作し、国際映画祭での受賞実績もある。
今回は数ある作品の中から、厳選した数作品を生徒の解説付きで上映する。
監督:三宅流
製作:グループ現代
風景に心をよせる。言葉を見つける。そして、服が生まれる。
見慣れた世界が変わっていく―――
服飾デザイナーの創作の記録。
日本の美意識をコンセプトに、独自のスタイルを発信し続けている服飾ブランド matohu(まとふ) 。本作は、デザイナー堀畑裕之と関口真希子の視点や哲学を通して、日常の中に潜む美や豊かさを再発見していくドキュメンタリー。
二人の創作から見えてくるのは、日本人が長い歴史の中で育んできた“ものの見方”であり、普段は見過ごしてしまいがちな美を見つける視点だ。
監督:松岡弘明
「大好きな家族には、いつか伝えたいと思ってた。」
LGBTQ+当事者のカミングアウト・ストーリー。
自分らしく生きるには、故郷を離れるしかなかった20代。
「家族、今がいちばん仲がいい」という現在に至るまで、どんな対話があったのか?
故郷の沖縄を巡りながら、カミングアウトした当時を振り返り、家族・友人と、今だから言える気持ちを語り合う、ドキュメンタリー作品。
©Kumie Inc.
監督:河瀨直美
16mmフィルムカメラで撮影したドキュメンタリー。
女性が本来持っている産む力を引き出す自然分娩を行っている吉村医院には、「自然に子を産みたい」と願う妊婦たちが全国から集まる。
お産への様々な想いや経験を抱えながらもいきいきと輝きだす彼女たち。
その様子を見守る家族や助産師の想い、そして、生まれてくる命だけでなく、生まれることなく消えてゆく命とも向き合う吉村院長の葛藤――
現代に生きる私たちの強さと脆さ、喜びと悲しみ、怒りや平安がないまぜとなって、ひとつに結ばれていく。
監督:オオタヴィン
福岡市 高取保育園は、真冬でも薄着、素足で感染症に負けない元気な保育園として全国から保育視察が絶えない話題の保育園。
秘密は、医食同源に基づくオーガニック食材を使った和食給食にあった。
子どもたちのキラキラした笑顔に涙がとまらないという観客が続出。
全国のママたちから熱烈に支持され 上映会回数1000回を突破。
ナレーションは 石田ゆり子、坂本美雨の『星めぐりの歌』をフューチャーした笑ってほっこり涙する エンターテイメント★ドキュメンタリー。
『兄を持ち運べるサイズに』が11月28日(金曜日)に全国で公開されることを記念して、様々な連動企画を準備中です。
詳細については随時更新しますので、当ページや市のSNSをチェックしてください。
<『兄を持ち運べるサイズに』公式サイト>(外部サイトへリンク)
映画で世界を広げる 未来を広げる
日本文化が花開く時代を共に歩んだ多賀城と奈良。
当時、都の文化が"風"となって多賀城へ伝わってきたように、今再び創建1300年を迎えた多賀城に2010年から奈良で始まった「なら国際映画祭」という文化の香る"風"が流れてきました。
"風"にのって運ばれた文化の種はやがて多賀城の輝く未来の芽となり、花となって咲きあふれることでしょう。
奈良から届けられた映画をはじめ、多彩な作品たちが多賀城市内にとどまらず近隣市町の様々な会場で上映されます。
映画を通して多様な世界を知り、世界とつながり、新たな発見や出会いによってあなたの豊かな未来が広がりますように。
ー 多賀城創建1300年記念事業 「多賀城 Cinema Complex」 ー
映画館のない多賀城で開催される、年に一度の映画の祭典。
"アフター創建1300年"も開催し続けられたらと願います。
「多賀城 Cinema Complex」をぜひみんなの手で育てていきましょう。
まずは"あなたの映画"を見つけに「多賀城 Cinema Complex 2024」に足を運んでみませんか。
多賀城が創建された奈良時代、多様な大陸文化の影響を受けつつ、様々な日本文化の源流を創造した奈良。
一方、同じ時代に陸奥国府と鎮守府が併せ置かれた多賀城は、奈良の都から伝わった最新の文化を求めて多くの人が行き交う文化交流拠点でした。
当時、都の文化が多賀城に伝わってきたように、2010年に奈良で始まった「なら国際映画祭」という芸術文化に多賀城の地でも触れ、多賀城における新たな文化を創造することを目的として、「多賀城 Cinema Complex with なら国際映画祭」を開催し、NPO法人なら国際映画祭協力のもと、同法人の映画製作プロジェクトであるNARAtive(ナラティブ)の作品を中心とした映画を市内複数か所で上映しました。
当日の様子