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更新日:2024年12月10日
かかりつけ薬剤師・薬局では、あなたの薬の服用歴や現在服用中のすべての薬に関する情報を、一元的・継続的に把握し、薬学的管理・指導をしてもらえます。
「お薬手帳」は、あなたが使っているすべての薬を記録するための手帳です。
医師や薬剤師などがお薬手帳からあなたの使っているすべての薬を把握できるよう、お薬手帳は1冊にまとめて、継続して記録するようにしましょう。
薬局では、薬剤師が手帳を見て、副作用や飲み合わせ、薬の量が適切かどうかなどをチェックします。また、薬剤師が薬の名前や飲み方を記入します。ご自身でも、服用後の体調変化があったときや、自分で購入した薬などを飲んだときに記入するようにしましょう。
「ポリファーマシー」とは、単に薬の数が多いことではなく、それに関連した薬による有害事象が増えるなどの問題につながる状態のことを言います。
例えば、複数の診療科・医療機関の受診により、処方薬全体が把握されていなかったり、新たな病状を薬で手当てすることで、薬の数が多くなることがあります。
特に高齢者では、生活習慣病などが重なり、治療薬や症状を緩和するための処方が増えてポリファーマシーの状態になりやすいとされています。
気になる点がありましたら、薬の服用などに関して自己判断せず、医療機関などで薬の処方を受ける際などに、必ず自らが服用している薬の情報を伝えるようにしましょう。
OTC医薬品(市販薬)とは、薬局・ドラッグストアなどで処方せん無しに購入できる医薬品のことです。
軽度な身体の不調を手当てするためにOTC医薬品を利用することで、医療費を節約できる場合があります。
ただし、飲み合わせによる副作用が現れる可能性のあるときは薬剤師に相談する、体調が改善しない場合はすみやかに医療機関を受診するなど、適宜判断しましょう。
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHOの定義)です。
具体的には、日頃から自分の健康状態と生活習慣をチェックし、天候不順や仕事の疲れなどによるちょっとした体調不良の際に、OTC医薬品(市販薬)などを上手に使って自分自身で健康の維持や病気の予防・治療にあたることです。
セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)は、医療費控除の特例として、健康の維持増進および疾病の予防への取組として一定の取組を行う個人が、平成29年1月1日以降に、指定された市販薬(OTC医薬品)を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができるものです。
詳しくは、厚生労働省のホームページ(外部サイトへリンク)をご参照ください。
「リフィル処方箋」とは、症状が安定している患者に対し、医師の判断で発行される最大3回まで繰り返し使用できる処方箋です。
リフィル処方箋の交付を受けた場合、患者が医療機関を受診する回数は初回の1回のみで、2回目以降は直接薬局にリフィル処方箋を提出し薬の処方を受けることが可能となる制度です。
症状が安定している患者に対して、医師がリフィル処方箋による処方が可能であると判断した場合、リフィル処方箋の交付を受けることができます。
リフィル処方箋により薬を受け取ることができる期間は下記のとおりです。
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