ここから本文です。
更新日:2023年3月3日
先の見えない不安や生きづらさを感じるときなどこころの悩みを抱えているときは、誰かに相談することも悩みを解消する方法の1つです。
休日にも対応している厚生労働省相談先一覧(外部サイトへリンク)になります。
「こころの体温計」はパソコンやスマートフォン、携帯電話でいつでも心の落ち込み具合やストレス状態をチェックできるシステムです。簡単な質問に答えていくと、ストレスの状態や落ち込み具合が絵で表示されます。
現在、システムで確認できるメニューは
あなたや家族の心の状態を「こころの体温計」でチェックして、心の健康づくりに役立ててみましょう。
パソコンや携帯電話で、下記のリンクまたはQRコードを読み取って「こころの体温計」にアクセスしてください。
スマートフォン、携帯電話の場合↓
「ストレス」という用語は、もともと物理学の分野で使われていたもので、物体の外側から加えられた圧力によって歪みが生じた状態を言います。
ストレスを風船に例えてみると、風船を指で押さえる力をストレッサーと言い、ストレッサーによって風船が歪んだ状態をストレス反応と言います。
医学や心理学の領域では、こころや身体にかかる外部からの刺激をストレッサーと言い、ストレッサーに適応しようとして、こころや身体に生じた様々な反応をストレス反応と言います。
私たちのこころや身体に影響を及ぼすストレッサーには、「物理的ストレッサー:暑さ寒さ、騒音や混雑など」、「化学的ストレッサー:公害物質、薬物、酸素欠乏や過剰、一酸化炭素など」、「心理・社会的ストレッサー:あらゆる人間関係や仕事上の問題、家庭内の問題など」があります。
普段私たちが「ストレス」と言っているものは、この「心理・社会的ストレッサー」を指している場合が多いです。職場には、仕事の量や質、対人関係をはじめ、さまざまな要因がストレッサーになりうることがわかっています。
ストレス反応は、心理面・身体面・行動面の3つにわけることができます。
これらのストレス反応が長く続く場合には、過剰なストレス状態に陥っているサインかもしれません。
これらの症状に気づいたら、普段の生活を振り返り、無理せず休養を十分とることと、ひとりで悩まず支えてくれる方々に相談しましょう。
以下の点を参照し、上手にストレスと付き合いましょう。
私たちは日常生活の中で、さまざまなストレスと付き合いながら過ごしています。時に落ち込んだり、イライラしたりと、気分の浮き沈みを誰もが経験することと思います。ほとんどの場合、時間の経過とともに回復し、また元気を取り戻すものですが、一向に元気が戻らず、「眠れない」「食欲がない」「一日中何もする気にならない」ということが続いている場合、うつ病になっているかもしれません。
うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、さまざまな理由から脳の機能障害が起きている状態です。脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。そのため普段なら乗り越えられるストレスも、より辛く感じてしまうという悪循環が起きてしまいます。
薬による内服治療と合わせて、認知行動療法も、うつ病に効果が高いことが分かってきています。早めの治療を始めるほど、回復も早いと言われていますので、無理せず早めに専門機関に相談すること、そしてゆっくり休養をとることが大切です。
うつ病と診断するめやすとして、「次のような症状のうちいくつかが2週間以上ずっと続く」というものがあります。ひとつひとつの症状は誰もが感じるような気分ですが、それが一日中ほぼ絶え間なく感じられ、長い期間続くようであれば、もしかしたらうつ病のサインなのかもしれません。
うつ病では、自分が感じられる気分の変化だけでなく、周囲からみてわかる変化もあります。周りの人が「いつもと違う」こんな変化に気づいたら、もしかしたら本人はうつ状態で苦しんでいるのかもしれません。
抑うつ状態に気づく前に、体に変化が現れることもあります。
おかしいかな?あてはまるかな?と思ったらまずは専門家に相談しましょう。専門家のいるところは総合病院の精神科や心療内科、もしくは精神科専門のクリニックなどですが、どこに行けばよいかわからない時は自分のことをよく知っているかかりつけ医に相談したり、専門の相談機関に相談しましょう。
インターネットや本などで一方的な情報を集めて自己診断することは正しい診察を受ける機会を遅らせるだけでお勧めできない方法です。最近使われているうつ病の診断基準はわかりやすいもので、うつ病かどうかの診断を簡単にやろうと思うと出来そうなのですが、うつ病の中にもいろいろなタイプがあるので、正確にはわかりにくいものです。本当にうつ病なのか、今後どのように対処していったらよいのかなど、専門医による正確な診断の上で改善を目指した方が適切でしょう。
「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、言わば「命の門番」とも位置付けられる人のことです。
自殺対策では、悩んでいる人に寄り添い、かかわりを通して「孤立・孤独」を防ぎ、支援することが重要です。1人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながります。
「自殺総合対策大綱(平成19年6月8日閣議決定)」においては、9つの当面の重点施策の一つとしてゲートキーパーの養成を掲げ、かかりつけ医を始め、教職員、保健師、看護師、ケアマネジャー、民生委員、児童委員、各種相談窓口担当者など、関連するあらゆる分野の人材にゲートキーパーとなっていただけるよう研修などを行うことが規定されています。
全国の年間自殺者数が平成10年に急増し(前年比8,472人増)平成15年には過去最多の34,427人となり、以降3万人台で推移しています。
厚生労働省では、社会全体で自殺対策に取り組む必要があるとの考えから、平成18年6月に自殺対策基本法を公布、同年10月に施行しています。以降、自殺者数は減少傾向にあり、着実に効果を上げているところでありますが、未だ年間2万人を超える自殺者数がいる現状です。
法施行から10年目にあたる平成28年に自殺対策基本法が改正され、この改正において。自殺対策の地域間格差を解消し、誰もが「生きることの包括的支援」として自殺対策に関する適切な支援を受けられるよう、全ての都道府県や市町村が「自殺対策計画」を策定することとされました。
本市においても、平成30年度に「多賀城市自殺対策計画」を策定し、「多賀城市自殺対策ネットワーク会議」を立ち上げました。自殺対策を推進していくために必要な機関(医療・保健・生活・教育・労働などの関係機関)とのネットワークを構築し、「誰もが自殺に追い込まれることのない社会の実現」を目指し取り組んでいます。
月~金(祝日・年末年始を除く)8時30分~17時15分
月1~2回指定日13時30分~17時00分
月1~2回指定日13時30分~16時30分
月1~2回指定日13時30分~16時30分
よくある質問
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください