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更新日:2024年5月16日
食べることは生きること!自分のお口で食べることは、生きる力に直結しています。
自分のお口でよく噛んで食べるためには80歳で20本以上の歯を保つ必要があると言われており、オーラル・ケア(口腔ケア)は世界的に注目を集める健康づくりとなっています。
多賀城市では、令和4年度から「お口からはじめる健康づくり」をキャッチフレーズとして、子どもから高齢者の方まで全ライフステージの方を対象に様々な歯科口腔保健の事業を行っています。
健康で充実した人生を送るために、「噛む」「飲み込む」「話す」などのお口の機能を整えるための2つのオーラル・ケア、みなさんもはじめてみませんか?
また、「お口からはじめる健康づくり」を応援してくれる事業者も募集しています。
お口の機能を整えるためには、日ごろのセルフケアと定期的なプロフェッショナルケアを行うと良いといわれています。
2つのオーラル・ケアを行うことで、健康なお口の機能を整えましょう。
令和4年11月25日に「お口からはじめる健康づくり」をテーマにした食育講演会を開催し、その様子を市公式YouTubeに公開しています。
講演タイトル「お口の健康は全身に影響する!いますぐはじめよう!セルフケアとプロフェッショナルケア」
講師佐々木優氏(歯科医師。塩釜歯科医師会会長)
参加した方からは「分かりやすいお話で、より一層、歯の健康の大切さが分かりました」などの感想をいただきました。
歯みがきの仕方や検診についてなど、日ごろから疑問に感じる内容となっています。3部編成ですので、ぜひご覧ください!
お口の健康は「食べる」ためだけでなく、全身の健康や「話す」「笑う」といったQOL(quality-of-life=生活の質)にも深く関わっています。近年では、むし歯や歯周病による歯の喪失や歯周病菌がさまざまな全身疾患と関連していることが明らかになってきました。
どのように関連しているか詳しく説明すると、歯周病によって歯茎が腫れると細菌が組織に侵入し、体の中の血液にのって全身に細菌がまわります。それによって、からだ全体に様々な悪影響を及ぼします。例えば、
これ以外にも全身の様々なところに影響を及ぼすため、日ごろからオーラル・ケアを行うことが重要となります。
ちゃんと毎日歯みがきしていますか?みがき残りはないかな?歯みがきはセルフケアのはじめの一歩です。
むし歯や歯周病は、歯の周辺に付着するプラーク(歯垢)が原因で起こります。正しいケアでプラークをきちんと落としましょう。
チェックが1個以上ついた場合は、歯周病の可能性があります。まずは、歯みがきの仕方を見直しましょう。念のため、歯周病ではないかどうか、かかりつけの歯科医院に相談しましょう。
みがき残しの多い場所を知って、みがき残しゼロへ。
意識してみがくことやデンタルフロスや歯間ブラシを使ってお手入れしましょう。
歯と歯茎の境目 |
歯と歯の間 |
歯並びが悪い所 |
奥歯のかみ合わせ面 |
唾液がたくさん出ると、むし歯や歯周病予防になります。
お口の中が乾燥している、そんなときは、唾液腺マッサージをして、唾液の分泌を促し、舌、唇、頬など口腔の動きを滑らかにしましょう。
上の奥歯と耳の間に指数本を当て、やさしく10回ほど円を描くようにマッサージする。 | ![]() |
顎の骨の内側のくぼみ部分を3か所から4か所に分けて、押していく。目安は5回ずつ。 | ![]() |
下顎のくぼみ部分に両手の親指を当て、10回ほど上方向にゆっくりと押し当てる。 | ![]() |
日頃のセルフケアも重要になりますが、毎日歯ブラシをしていてもみがき残しなどからむし歯や歯周病は発症する可能性はあります。セルフケアだけではなく、歯科医によるプロフェッショナルケアを月に1回程度受けることも重要になります。
かかりつけ歯科医はいらっしゃいましたか?かかりつけ歯医者をお探しの方は、県内の医療機関を参考にしてください。
歯周病検診の対象の方(40歳から70歳までの5歳刻みの方が対象)は、これがいい機会、ぜひ検診を受けて、かかりつけ歯医者をみつけるきっかけにしてみてください。
多賀城市では、そのほかにもオーラル・ケアの取組を行っています。その一例は、次のとおりです。
多賀城市では、「お口からはじめる健康づくり」の応援として歯みがきや食事など様々な切り口幅広い協力がいただける民間企業などを募集しています。詳しくは、下記担当までお気軽にお問い合わせください。
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