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更新日:2025年1月6日
国の審議会にて、キャッチアップ接種期間が令和7年3月31日までとされているところ、今夏以降の需要の大幅な増加に伴いHPVワクチンの限定出荷が行われている状況等を踏まえ、経過措置を設ける方針が示されました。経過措置の対象者と期間については、以下の通りです。
公費で3回接種を完了できるよう、接種間隔や接種スケジュールについてご確認をお願いいたします。
※本内容については、令和6年12月時点での厚生労働省等の連絡を基に作成しております。今後、政省令改正等により変更が生じた際は、掲載内容を更新する場合がございます。
平成9年4月2日から平成21年4月1日生まれの女子のうち、令和4年4月1日から令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
※HPVワクチンを全3回接種した方は、追加接種の必要はありません。
キャッチアップ接種期間終了後から1年間(令和8年3月31日まで)
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)につきましては、平成25年6月14日付け厚生労働省健康局長通知により、定期接種として継続するものの、積極的な接種の勧奨を差控えておりましたが、令和3年11月26日付けで子宮頸がん予防ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、勧奨を再開することとなりました。
また、積極的な勧奨の差控えにより接種を受ける機会を逃した方につきましては、令和4年4月から令和7年3月までの3年間に限り定期接種として予防接種を受けることができます。
接種される方は事前に下記参考欄のホームページやリーフレットをご確認の上、接種する際には医師と子宮頸がん予防ワクチンについての説明を聞いた上で接種するようお願いします。接種を希望される方で予診票をお持ちでない方は、母子健康手帳を持参し、子ども家庭課窓口までお越しください。
3回接種を完了するには、標準的な接種方法では約6か月程度かかるとされています。標準的な接種方法がとれない場合は、約4か月程度で接種を完了する方法もあります。医師とご相談の上、接種スケジュールを検討いただくようお願いいたします。
なお、令和7年3月までに3回の接種が完了できない場合でも、それまでに行った接種(1回目や2回目)は、公費の定期接種として無料で受けることができます。
「子宮頸がん」とは、女性の子宮頸部にできるがんのことです。子宮は、胎児を育てる器官で、全体に西洋梨のような形をしています。また、子宮頸部は、腟へと細長く付き出た子宮の入り口部分(腟の方から見た場合には、奥の突き当たり部分になります。)のことを言います。
子宮頸がんの発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスが関わっており、性交渉で感染し、毎年、約1.1万人もの女性がかかる病気です。このウイルスは、子宮頸がんの患者さんの90%以上で見つかることが知られており、HPVが長期にわたり感染することでがんになると考えられています。
現在、HPVワクチンの定期接種で使用できるワクチンは、2価ワクチン、4価ワクチン、9価ワクチンの3種類です。
9価ワクチンは、これまでの2価・4価ワクチンよりも予防できるヒトパピローマウイルス(HPV)の種類(型)が多いワクチンです。3種類のうち、どのワクチンを接種するかは、医師とご相談ください。
厚生労働省ホームページ:9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード®9)について(外部サイトへリンク)
キャッチアップ対象者と定期接種対象者の方がいますので、ご確認ください。
対象者 | 接種期間 |
---|---|
【キャッチアップ対象者】 平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女子 |
令和7年3月31日まで |
【定期接種対象者】 小学6年生から高校1年生相当年齢の女子 |
標準的な接種期間:13歳となる日の属する年度の初日から |
ワクチンの種類によって接種間隔が異なりますが、通常、接種の完了までには約6か月の期間がかかります。
ワクチンの種類 | 標準的な接種間隔 | 合計接種回数 | |
---|---|---|---|
2価ワクチン | 初回接種後、1か月後に2回目、初回接種から6か月後に3回目 | 3回 | |
4価ワクチン | 初回接種後、2か月後に2回目、初回接種から6か月後に3回目 | 3回 | |
9価ワクチン |
初回接種を15歳になるまでに受ける場合 |
初回接種から6か月後に2回目 |
2回 |
初回接種を15歳になってから受ける場合 | 初回接種後、2か月後に2回目、初回接種から6か月後に3回目 | 3回 |
※1 1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
※4・5 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の1か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※4)、3回目は1回目から5か月以上、2回目から2か月半以上(※5)あけます。
医療機関に母子健康手帳と予診票を持参して受診してください。
HPVワクチンの任意接種を自己負担で受けた方を対象として、接種費用の助成(償還払い)を行います。
以下の1から4すべてに該当する方
※交通費、宿泊費、文書料など接種費用に含まれない金額は除きます。
多賀城市ヒトパピローマウイルス感染症予防接種における任意接種償還払申請書に必要事項を記入し次のの書類を添えて、子ども家庭課親子保健係へ提出してください。
任意接種償還払申請書(両面)(PDF:151KB)、任意接種償還払申請書(両面)(Word:22KB)
※接種記録が確認できる書類がない場合、接種医療機関に償還払申請用証明書(PDF:149KB)の発行を依頼し、原本を提出してください。
※申請者と接種した方が異なる場合は2人分
(注)提出された書類等に不足があるときは、申請者に対し必要書類の追加提出を求める場合があります。
令和7年3月31日まで
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