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更新日:2024年6月17日
B型肝炎ウイルスの感染により起こる肝臓の病気です。
B型肝炎ウイルスへの感染は、一過性の感染で終わる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(この状態をキャリアといいます)があります。キャリアになると慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人では肝硬変や肝がんなど命に関わる病気を引き起こすことがあります。
ワクチンを接種することで、体の中にB型肝炎ウイルスへの抵抗力(免疫)ができます。
免疫ができることで、一過性の肝炎を予防するだけでなく、キャリアになることを予防でき、まわりの人への感染も防ぐことができます。
B型肝炎ウイルス感染者の血液や体液に触れることでも、感染するので、家族間、保育園・幼稚園、学校など集団生活の場でも感染の可能性があります。
B型肝炎ウイルスは免疫機能が未熟な乳幼児が感染するとキャリアになりやすいため、乳児期の接種が重要になります。
抗体獲得率は、年齢が若いほど高く、3回のワクチン接種により、発病予防効果が期待できます。
まれに、発熱、発疹、局所の疼痛、かゆみ、腫脹、硬結、発赤、倦怠感などがみられるが、いずれも数日で回復します。
詳細は、厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク)をご参照ください。
1歳未満
1歳の誕生日前日までに合計で3回の接種が必要です。3回の接種を終えるまでにはおよそ半年間かかります。
1回目・・・生後2か月以降(生後2か月)
2回目・・・1回目の接種から27日以上の間隔をあける(生後3か月)
3回目・・・1回目の接種から139日(約5か月)以上の間隔をあける(生後7~8か月)
生後2か月、生後3か月、生後7~8か月にそれぞれ接種します。
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