ここから本文です。
更新日:2025年5月12日
本市では、妊娠中の女性や胎児の風しんウイルス感染を防ぎ、生まれてくる赤ちゃんの先天性風しん症候群の発症の予防を目的として、成人に対する風しんワクチン予防接種費用の助成を行っています。
風しんとは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。
風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。
症状は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。
また、妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳などに障害を持つ(先天性風しん症候群)子どもが生まれる可能性があります。妊娠中は、予防接種が受けられないため妊婦の周りにいる人(妊婦の夫、子ども、その他同居家族)は風しんに感染しないよう予防に努める必要があります。
条件1・2のどちらにも該当し、かつ条件3のいずれかに該当する方
条件1:市内在住者
条件2:風しん抗体検査を受け、風しん抗体価が低いことが判明している
条件3:下記のいずれかに該当する方
(※)風しん抗体価が低いとはHI法で16倍以下、EIA法でEIA価8.0未満のことをいいます。
(※)妊娠している女性は麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の接種を受けることができません。また、妊娠されてない場合であっても接種後2か月程度の避妊が必要です。なお、麻しん風しん単独ワクチン接種にあっても、妊娠している人は接種を受けることはできません。
一人につき、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を1回
(※)単独の風しんワクチンを接種することもできます。
接種費用の全額(上限1万円)
償還払い(全額自費で接種し、市の健康長寿課で申請)
(※)助成申請書は下記ファイルからダウンロードできます。
風しん抗体検査について、宮城県では費用の助成を行っております。
詳しくは下記リンクを参照ください。
よくある質問
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください