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更新日:2023年3月3日
風しんとは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。
風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。
感染は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。
また、妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳などに障害を持つ(先天性風しん症候群)子どもが生まれる可能性があります。妊娠中は、予防接種が受けられないため妊婦の周りにいる人(妊婦の夫、子ども、その他同居家族)は風しんに感染しないよう予防に努める必要があります。
本市では、妊娠中の女性や胎児の風しんウイルス感染を防ぎ、生まれてくる赤ちゃんの先天性風しん症候群の発症の予防を目的として、成人に対する風しんワクチン予防接種費用の助成を行っています。
接種日時点で市内に住所があり、次のいずれかに該当する方
(注)風しんの抗体価が低いとはHI法で16倍以下、EIA法でEIA価8.0未満のことをいいます。
(注1)妊娠を希望する女性は妊娠していないことを確認してからワクチンを接種し、接種後2か月間は避妊をしてください。
(注2)昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は、第5期定期接種者として国の風しん追加的対策の対象となる可能性があります。詳しくは、成人男性における風しんの抗体検査および風しん第5期定期予防接種をご確認ください。
一人につき、風しん単独ワクチンまたは麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)のいずれか1回
接種費用の全額(上限1万円)
予防接種をした日と同じ年度内に申請してください。
(例)令和4年4月1日から令和5年3月31日の間に接種した方の申請期限は、令和5年3月31日までです。書類の不備などがあったときのために、予防接種をしたら余裕をもって早めに申請してください。
各医療機関(指定の医療機関はありません。)
医師の氏名については、医療機関の掲示などでご確認ください。
1.多賀城市成人風しんワクチン等予防接種費用助成金支給申請書
(申請書(PDF:116KB)(記入例(PDF:127KB))をダウンロードし、必要事項を記入して多賀城市役所保健福祉部健康長寿課までお持ちください。申請書は多賀城市役所保健福祉部健康長寿課の窓口にもございます。)
2.風しん抗体検査の結果が証明できる書類(予防接種前に受けたもの)
3.予防接種の領収書原本
(医療機関、接種された方の名前、支払い金額、接種日、ワクチンの種類がわかるもの)
4.予防接種の診療報酬明細書
5.預金通帳の写し
(金融機関名、支店名、口座番号、口座名義がわかるもの)
6.生活保護受給証
(生活保護受給者の方のみ)
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