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更新日:2023年3月3日
年齢を重ねると心身の機能が低下していきますが、介護予防に取り組むことによってフレイル(虚弱)の進行を防ぎ、要介護状態に至るまでの時間を先送りにすることができます。
介護予防は特別なことではなく、日々のちょっとした生活改善の積み重ねによって大きな効果が期待できます。積極的に取り組み、いつまでもいきいきとした生活を送りましょう。
フレイルとは、加齢に伴い体や心のはたらき、社会との繋がりが弱くなった状態のことを指します。
「健康」と「要介護」の中間の段階と位置付けられており、多くの方が「フレイル」の段階を経て要介護状態になると考えられています。高齢期においては、このフレイルの状態をいかに予防・改善できるかが健康長寿へのポイントとなります。
▢6か月で体重が2kg以上減少している
▢握力が男性:28kg未満、女性:18kg未満
▢ここ2週間わけもなく疲れた感じがする
▢通常の歩行速度が秒速1.0/m以下(目安:横断歩道を青信号の間に渡りきれない)
▢「軽い運動・体操」「定期的な運動・スポーツ」のどちらも週に1回もしていない
3項目以上に該当する場合は「フレイル」の疑いがあります
(J-CHS基準参考)
フレイルを予防するためには「身体活動」「栄養」「社会性」の3つのポイントがあります。
筋肉は使わないとどんどん衰えていきます。日常生活の中で活動量を増やし、筋力アップを心がけましょう。
【ポイント】
【市の事業】
1日3回の食事は、健康な体を維持するための基本です。食生活がおろそかになると「低栄養状態」を招きフレイルの原因となります。いつまでもおいしく食べて、しっかりと体と心の栄養補給をしましょう。
【ポイント】
【市の事業】
社会性とは「サークル活動」「お茶のみ」「仕事」などを通して人と繋がり、関わることをいいます。イベントや講座に参加することはもちろん、町内会活動やボランティア活動など楽しさややりがいのある活動に参加してみませんか。
【ポイント】
【市の事業】
ヒアリングフレイルとは聴覚機能の衰えのことをいいます。
聴覚機能が低下することによって生じるコミュニケーション能力の低下や、QOL(Quality-of-Life=生活の質)の低下などを含めた身体の衰えのひとつです。
聴力が低下すると、会話に消極的になったり活動範囲が狭まったりすることでコミュニケーションが不足していき、認知症やうつ状態のリスクが高まります。
「聞き間違いが多い」「何度も聞き返すことが増えた」「呼びかけられても気がつかないことが多い」など聴力低下の自覚症状がある方は、一度医療機関に相談してみましょう。
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