ここから本文です。
更新日:2022年2月8日
今回は、11月17日(土曜日)に史遊館で行われた「紫草染め」体験の様子をご紹介します。
染料には、「紫草」(むらさき)という植物の根が使われています。この根を紫根(しこん)といいい、この染色方法は飛鳥時代からあるといわれています。
1.まず、紫根をひたすら細かくしていきます。これがなかなか潰れず、大変な作業なんです…
2.細かくした紫根にエタノールと水を入れた染色液を作り、さらにすり潰します。
3.染色液を布で濾し、40度の温度を保ちながら絹布を20分間浸します。さて、どんな色になるのでしょうか…
4.20分経ったら絹布を引き上げて、よく絞り、乾燥させます
5.3と4の工程を3回繰り返し、最後にミョウバンの入った水で色止め、水洗いをしたら、完成です!!
下の写真は、当日の体験者の完成品です!!とてもきれいな紫色に仕上がりました。
参加した皆さんから「楽しかった!」という感想をいただき、担当者一同とても嬉しく思います。
体験してくださった皆さま、ありがとうございました!!
お問い合わせ
多賀城史遊館
多賀城市中央二丁目25番5号
電話番号:022-368-3127
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください