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更新日:2025年3月13日
多賀城史遊館では現在、季節展示として市民から寄贈された約90年前のひな人形を展示しています。女の子の健やかな成長を祈り飾られるひな人形。
3月末までの展示を予定しておりますので、ぜひ実物を間近でご覧ください。
実はこのひな人形、一つの木箱の中にすべてのキットが納められており、その箱がひな壇になるというとても機能的な作りになっています。
また隣接する文化センター内の「埋蔵文化財調査センター展示室」では、昭和初期をイメージした民俗資料を展示しています。あわせてご観覧ください。
2月22日(土曜日)、埋蔵文化財調査センター体験館(多賀城史遊館)にて
イベント「大人のための紫草染め」を開催しました!
絹のポケットチーフを紫草(むらさき)の根で染める体験を通し、
古代より人々に尊ばれてきた紫草の歴史や文化を学びました。
紫根(しこん)をヘラで切るように潰し、濾(こ)して染色液を作りました。
加熱して染色液の温度を約60度に保ちながら染色している様子です。
染色後は軽く水洗いし、ソーピング液に浸します。
その後、再度水洗いし、形を整え仕上げました。
完成作品の一例。
古代、紫色は官位が従三位以上の高官に着用が許された色でした。
多賀城にゆかりのある大伴家持は着用していたかもしれません。
鮮やかな紫色に染め上がった作品に皆さん大変満足の様子でした。
ご参加いただきありがとうございました!
お問い合わせ
多賀城史遊館
多賀城市中央二丁目25番5号
電話・FAX:022-368-3127
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