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更新日:2025年12月5日
作家・村井理子さんが本市で実際に体験した数日間をまとめたノンフィクションエッセイ「兄の終い」をもとに制作された映画「兄を持ち運べるサイズに」が令和7年11月28日(金曜日)から全国の映画館で大ヒット上映中です。市役所を始めとして、市立図書館、多賀城小学校や市内の店舗などで撮影が行われました。

©2025「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会
理子(柴咲コウさん)の元に突然かかってきた警察からの電話。何年も会っていない兄(オダギリジョーさん)が、死んだという知らせだった。発見したのは、兄と住んでいた息子の良一(味元燿大さん)だという。「早く、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう」東北へと向かった理子は、警察署で7年ぶりに兄の元嫁・加奈子(満島ひかり)とその娘の満里奈(青山姫乃さん)と再会する。兄たちが住んでいたゴミ屋敷と化しているアパートを片付けていた3人が見つけたのは、壁に貼られた家族写真。
子ども時代の兄と理子が写ったもの、兄・加奈子・満里奈・良一の兄が作った家族のもの…
同じように迷惑をかけられたはずの加奈子は、兄の後始末をしながら悪口を言いつづける理子に言う。
「もしかしたら、理子ちゃんには、あの人の知らないところがあるのかな」
もう一度、家族を想いなおす、4人のてんてこまいな4日間が始まった…。
出演 柴咲コウ、オダギリジョー、満島ひかり、青山姫乃、味元燿大
脚本・監督 中野量太
原作 村井理子「兄の終い」
【市役所】
主人公が手続きのために市役所を訪れるシーンを撮影。閉庁日を利用し、準備などは早朝から行われました。

【市立図書館が入る多賀城駅北ビルA棟】
早朝から多くのエキストラにもご協力いただき、物語の中の重要なシーンを撮影しました。

【ミラックマツヤ(丸山)】
お店の全面協力のもと、営業時間を短縮しての撮影となりました。店員さんもエキストラで登場しています。

(左:市長 右:満里奈役の青山姫乃さん)記念に写真を撮っていただきました。

皆さんお馴染みの場所がスクリーンに続々登場します。映画鑑賞後には、舞台となった場所を巡ってみませんか。下記よりダウンロードまたは配置場所をご確認ください。市民文化創造課窓口でも配布しています。※数に限りがございますので、無くなり次第終了となります。ご了承ください。

せんだい・宮城フィルムコミッション 「兄を持ち運べるサイズに」特集サイト(外部サイトへリンク)