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更新日:2025年5月1日
宮城県警察による「みやぎセキュリティメール」(住民向け)
特殊詐欺とは、犯人が電話やハガキ(封書)などで親族や公共機関の職員などを名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、医療費の還付金が受け取れるなどと言ってATMを操作させ、犯人の口座に送金させる犯罪(現金などを脅し取る恐喝や隙を見てキャッシュカードなどをすり替えて盗み取る詐欺盗(窃盗)を含む。)のことです。
「俺だよ、オレオレ」「わたし、わたし」「お母さん、わたしだけど」「久しぶりだけど、覚えてるかな」などと息子や孫を装って電話をかけ、「交通事故や医療事故を起こして示談金がいる」、「タクシーや電車に会社の小切手や預金通帳の入ったカバンを置き忘れてしまった。お金を貸して欲しい」などのトラブルが発生したことを口実にして、「自宅まで取りにいくからお金を用意して」と言って、至急お金が必要であることを持ちかけます。ところが、「自分は行けなくなったので、同僚に取りに行かせる」などと言って、別の人間が現金を自宅や駅などに取りに来て、騙し取られる手口です。
警察官や銀行協会職員などを名乗り、「あなたの口座が犯罪に利用されています。キャッシュカードの交換手続きが必要です」と言ったり、役所の職員などを名乗り、「医療費などの過払い金があります。こちらで手続きをするのでカードを取りに行きます」などと言って、暗証番号を聞き出しキャッシュカードなどをだまし取る(脅し取る)手口です。
有料サイトや消費料金などについて、「未払いの料金があります。今日中に払わなければ裁判になります」などとメールやSNSで通知したり、パソコンなどでインターネットサイトを閲覧中に「ウイルスに感染しました」と表示させて、ウイルス対策のサポート費用を口実として、金銭などをだまし取る(脅し取る)手口です。
税務署や市役所を名乗り「税金や医療費などを返還します」「今日が手続きの閉めきりです」「ATMで手続きができます」などとATMに行かせ、携帯電話で還付手続きを指示するふりをし、実際は犯人の口座にお金を振り込む手続きをさせるなどの方法により騙し取る手口です。
実際には融資しないにかかわらず、はがきやダイレクトメール、ファックスなどに「誰でも融資」「簡単審査」「担保不要」などと記載して融資を誘い、融資を申し込んできた者に対し保証金などを名目に現金を預金口座などに振り込ませるなどの方法により騙し取る手口です。
価値が全くない未公開株や高価な物品などについて嘘の情報を教えて、購入すればもうかると信じ込ませ、その購入代金として金銭などをだまし取る(脅し取る)手口です。
「バチンコ打ち子募集」などと雑誌に掲載したり、メールを送りつけ、会員登録などを申し込んできた人に、登録料や情報料として支払わせて金銭などをだまし取る(脅し取る)手口です。
「女性紹介」などと雑誌に掲載したり、メールを送りつけ、女性の紹介を申し込んできた人に会員登録料金や保証金として金銭などをだまし取る(脅し取る)手口です。
上記の類型に該当しない特殊詐欺のことをいいます。
警察官などと偽って電話をかけ「キャッシュカード(銀行口座)が不正に利用されている」「預金を保護する手続きをする」「キャッシュカードの確認に行く」などとして、私服警察官や銀行協会職員などになりすました犯人が自宅を訪れ、被害者が目を離している隙に、あらかじめ用意しておいた偽のカードと本物のカードをすり替え、被害者が気づかないうちに口座から現金を引き出してしまう手口です。
動揺しないこと、慌てないことが大切です。
すぐ振り込まないで警察相談窓口の電話番号「♯9110」に電話して相談してください。
宮城県警察ホームページでは、実際に宮城県内のご自宅の固定電話にかかってきた特殊詐欺犯人からの電話の音声記録などを聞くことができます。犯罪抑止対策ページ(外部サイトへリンク)
メール、LINE、ウェブサイト上の広告などを始めとするSNSで「必ずもうかる投資方法を教えます」などと嘘のメッセージを送る、著名人になりすました広告や知らないアカウントから送られたダイレクトメッセージからグループチャットに招待し、最終的に投資金や手数料名目で金銭を騙し取る手口です。
インターネット上の交流サイトなどで知り合った相手を言葉巧みに騙して恋人や結婚相手になったかのように振る舞い、金銭を騙し取る手口です。
詳しい内容については「SNS型投資・ロマンス詐欺(警察庁ホームページ)」(外部サイトへリンク)をご覧ください。
フィッシング詐欺とは、送信者を詐称したメールやSMSを送りつけ、貼り付けたリンクをクリックさせて偽のホームページに誘導することで、クレジットカード番号やアカウント情報(ユーザID、パスワードなど)などの重要な情報を盗み出す詐欺のことです。
最近では、電子メールの送信者名を詐称し、もっともらしい文面や緊急を装う文面にするだけでなく、接続先のWebサイトを本物のWebサイトと区別がつかないように偽造するなど、ますます手口が巧妙になってきており、ひと目ではフィッシング詐欺であると判別できないケースが増えています。
また、スマートフォンを対象として、電子メールやSMSなどのメッセージ機能からフィッシングサイトに誘導しようとする手口も増えています。
詳しい内容や対策については「フィッシング対策(警察庁ホームページ)」(外部サイトへリンク)をご覧ください。
気持ちを落ち着け、慌てず110番通報(外部サイトへリンク)をしましょう。警察への通報が早ければ早いほど、犯人は検挙されやすくなります。
泣き寝入りせず、必ず通報してください。
特殊詐欺電話撃退装置等購入費補助金交付について(宮城県警察本部)
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