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更新日:2022年2月8日
4月から継続しているほ場整備事業に伴う発掘調査の速報です。
山王四区の中部工区の発掘調査も一段落し、現在は市川字多賀前地区の三陸自動車道脇を発掘調査中です。
三陸自動車道の建設および拡幅工事にあたっては、宮城県教育委員会により事前に発掘調査が行われており、現在調査中の箇所は、その西側隣接地になります。
下の絵図にあるように、これまでの発掘調査により、南北大路の東西大路との交差点以南は、直線的に運河が整備されており、その両側には小規模な道路が敷設されていたことがわかっています。
今回の調査では、下の写真に示したように、運河に沿う道路から西側に分岐する東西道路の延長を確認しています。
古代の人々が形成した碁盤目状のまちなみは、こうした地道な調査を積み重ねることによって、少しずつ明らかになっていきます。
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