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更新日:2023年7月11日
本調査地点は、多賀城市高崎2丁目にある化度寺の東側に位置しています。
今回の調査では、上幅2.2m以上、深さ1.3mの溝跡が1条発見されました。
調査区外にも溝の幅が延びているため、上幅はさらに広がると考えらます。
また、土の堆積状態から人為的に埋め戻されたことがわかります。
溝跡検出状況(西から)
溝跡断面写真(西から)
過去の調査では周辺で、平安時代に万燈会に使用していた土器や中世の武士の屋敷の一部を発見しています。
今回見つかった溝跡がこれらと関連があるのか今後検討を進めていきます。
本調査地点は、多賀城市城南2丁目に位置しています。
個人住宅新築工事に伴う発掘調査です。
今回の調査では、平安時代と考えられる溝跡1条を発見しました。
出土遺物は、古代の土師器や須恵器、瓦が出土しました。
遺構検出状況(南から)
作業風景
この他に、多賀城市浮島では西沢遺跡第39次調査を、南宮字町では山王遺跡第247・248次調査、新田遺跡第168次調査を現在着手しております。新たな発見があり次第、調査成果についてあらためてお知らせいたします。
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