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更新日:2021年11月25日

友好都市良県奈良市

友好都市締結の背景

奈良時代、時の朝廷は多賀城に、朝廷の出先機関として陸奥国府多賀城を設置しました。

多賀城は当時の律令国家にとって、行政拠点であるとともに軍事拠点でもあり、東北地方を治めるための要でした。陸奥国府並びに陸奥・出羽両国を管轄する役割に加え、蝦夷(えみし)と呼ばれる人々を中央政府の支配下に組み込む重要な役目を果たしていたと考えられています。

都である奈良平城京を中心に、西には大宰府が置かれ、東には多賀城。この3都市があって古代国家が形づくられていたと言っても過言ではなく、ともに国を守るために緊密に結ばれていました。

この3都市の結びつきをより強くするため、奈良市において「平城遷都1300年」を迎えた平成22年(2010年)、多賀城市は奈良市と友好都市を結びました。

奈良市の特色

奈良公園春日野園地

奈良県の最北部に位置している奈良市は、人口356,909人。面積276.94平方キロメートル。(平成31年2月1日現在)

奈良市は710年に平城京が築かれた地です。平城京は、唐の都である長安にならった計画都市として、平城宮から南に走る朱雀大路を中心に壮麗な宮殿や寺院、貴族の邸宅によって、美しく彩られ、天平文化の花を咲かせました。784年に長岡京へ都が移されたあとも、社寺の町として発展しました。現在も、奈良県政の中心地として、また日本を代表する観光都市として発展しています。

1998年12月には、「古都奈良の文化財」という名称で、東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡、春日山原始林が文化遺産として世界遺産リストに登録されました。

奈良市の主なイベントでは、1月に開催される「若草山焼き」、2月~3月の「東大寺二月堂修二会(とうだいじにがつどうしゅにえ)」、8月の「なら燈花会(とうかえ)」、10月の「題目立(だいもくだて)」、12月の「春日若宮おん祭」などがあります。

2010年には、平城京への遷都1300年を記念する年として、平城遷都1300年祭が開催されました。

詳しくは奈良市のホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

友好都市盟約宣言および協定書調印式

友好都市盟約宣言調印式の様子

平成22年(2010年)2月6日、なら100年会館で両市長ほか総勢約350名が出席し開催されました。式では、太宰府市長、大分県宇佐市長立ち会いのもと、両市長が友好都市盟約宣言および友好都市提携に関する協定書に調印し、両市民の相互交流や文化芸術、産業、観光、教育などさまざまな分野での交流を行っていくことを確認しました。

奈良市からの震災復興支援

東日本大震災時には、発災直後からいち早く支援を頂きました。

3月13日早朝には、災害用毛布やクラッカー、粉ミルクなどの緊急用品を、18日には乳幼児・大人用の紙おむつ、簡易トイレなどの衛生用品を中心に大型トラックで届けていただきました。

この他、リフト付き平積みダンプ4台が寄贈され、再生資源回収ボックス650個を積み込んだ2トンダンプカー2台とパッカー車1台が貸与されました。市民の皆さんや企業の方からもたくさんの義援金や奈良市議会からの寄付金をいただきました。

また、多大な被害を受けた下水道の被害額や復旧費用を算定する災害復旧査定設計事務や、避難所や仮設住宅で過ごす方の健康状態調査などに、延べ155人の職員を派遣していただきました。

4月27日には、奈良市の仲川げん市長、山本清市議会議長が激励に訪れ、東大寺の別当である北河原公敬大僧正から託された「辛苦同心興同志」(辛くて苦しいことを私たちも同じく心で感じています。志を同じく、復興していきましょう)と揮毫した色紙をいただきました。

奈良市の皆さんの心温まるご支援に深く感謝いたします。

支援の様子

3月13日緊急用の支援物資到着

3月13日緊急用の支援物資到着

4月27日仲川市長、山本議長訪問

4月27日仲川市長、山本議長訪問

8月12日仮設住宅を訪問し健康調査をする保健師さん

8月12日仮設住宅を訪問し健康調査をする保健師さん

友好都市との交流事業

 東大寺の復興支援に感謝いたします

本市の友好都市である奈良市のご縁で、平成24年(2012年)10月9日(火曜日)、東大寺の北河原別当、狹川執事長などが本市を表敬訪問し、寄附金50万円や本市が支援を呼びかけていた震災ごみを一時保管するために使用する1トン用コンテナバック100個を寄贈していただきました。

北河原別当を始めとする東大寺御一行の訪問は、2回目となります。

また、東大寺の訪問が縁となり、東大寺および奈良市並びに奈良市にある奈良豊澤酒造株式会社、八木酒造株式会社、株式会社今西清兵衛商店の3社により多賀城産ひとめぼれを使った日本酒「遠の朝廷」が作られました。

その売り上げの一部661,173円が義援金として贈られることになり、その目録も北河原別当から手渡されました。

目録贈呈

その後、多賀城政庁跡にて、本市市民のため、慰霊と復興祈願の法要を行っていただきました。

法要の様子

法要後は、集まった市民約30人との語らいの場が設けられ、東日本大震災で被災した方へのお見舞いの言葉や、復興へ向けた支援などについて話されました。

友好都市締結10周年記念良と東北の子どもたち東大寺奉納公演

合唱お手玉

東大寺しか

令和元年8月10日に奈良市で開催された「奈良と東北の子どもたち東大寺奉納公演」に同公演実行委員会からの招待を受け、山王小学校ほなみ合唱団を中心にした市内小学校の児童28名が菊地市長とともに訪問し、力強い歌声を届けました。

この公演は、平成30年度の「東大寺展」の関連イベントとして開催された「奈良と東北の子どもたち交流コンサート」をきっかけに、東大寺や奈良市の皆様からの御支援のもと今年も開催されたものです。

コンサートの最後には、合同ステージが設けられ、奈良市と多賀城市、岩手県北上市、福島県飯館村の子どもたちを含む総勢114名が、わらべ歌やコーラスで心の交流を行いました。

帰りには奈良市の皆さんから「また来てね」「また会いましょう」という言葉をいただき、子どもたちが歌を通して奈良と多賀城、東北の絆をさらに深くしました。

友好都市締結10周年記念わがまち自慢」展

全体写真一面

令和2年2月3日から28日まで、多賀城市役所ロビー・奈良市役所ロビーにて、奈良市と多賀城市それぞれが誇り、愛するまちの姿を絵手紙や写真で紹介しあう展示会を開催しました。

計212点の作品が集まり、友好都市の新たな魅力・類似点・相違点を写真や絵手紙を通して知ることができ、お互いの都市をより深く知り、自らの都市への愛着も今まで以上に感じることができる展示となりました。

友好都市締結10周年記念7回珠光茶会「日本酒茶会」多賀城産古代米酒「おもわく姫」の提供

珠光茶会

令和2年2月9日、奈良市で開催された第七回珠光茶会で実施された「日本酒茶会」で、奈良市・多賀城市友好都市提携10周年を記念し、多賀城市産の古代米酒「おもわく姫」が提供されました。

奈良市PR動画はこちらからご覧いただけます

奈良市観光PR動画

古都・奈良の自然と文化財を撮影した奈良市観光PR動画。観光地として多くの人が訪れる奈良市ですが、実は未だ知られていない魅力があります。日本最古の都・奈良が現代に残した鼓動を感じてみませんか?

奈良市観光PR動画(外部サイトへリンク)

奈良の世界遺産学習っと奈良っちゃうWEB

奈良のすばらしい世界遺産や観光地を多くの人に知っていただきたいという思いからできた世界遺産学習サイト。動画や年表など奈良をもっと知りたくなるコンテンツがたくさん詰まっているデジタルブックや、奈良の見どころガイドブックなどが掲載されています。奈良を学ぶきっかけとして活用してみませんか?

奈良の世界遺産学習(外部サイトへリンク)

よくある質問

お問い合わせ

企画経営部市民文化創造課交流観光係

〒985-8531 宮城県多賀城市中央二丁目1番1号

電話番号:022-368-2085

ファクス:022-368-2369

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