更新日:2023年2月24日
多賀城市東日本大震災モニュメント
多賀城市東日本大震災モニュメントは、市民やご遺族などで構成する検討委員会による検討を経て、多賀城駅南口にある多賀城駅前公園に、平成27年3月11日から設置されています。
設置目的
- 東日本大震災で犠牲となられた方々への追悼
- 東日本大震災の経験から得た知恵や教訓の伝承
- 減災への誓い
モニュメントにおいでの方へ(ご案内)
場所
多賀城駅前公園(多賀城市中央二丁目7)
アクセス
JR仙石線多賀城駅徒歩1分
専用の駐車場はございません(駐車場利用案内も参照願います。)。
お願い
献花、お供え(食品など)を行う際には、お帰りの際に、すべてお持ちいただきますようお願いします。
デザイン

- モニュメントは、ステンレスと御影石を使用した2つのアーチ(最大7メートル)と、ステンレスと御影石を使用した中央の柱で構成しています。
- 中央の柱は「国指定重要文化財多賀城碑」が納められている覆屋(おおいや)の格子のイメージをモチーフに、東日本大震災で亡くなられた方と同数の格子を描いたデザインとなっています。
- 中央の柱の正面に扉を設け、観音開きで開くようになっており、中には犠牲となられた多賀城市民でご遺族の方が刻銘を希望された方のお名前を納めています(追悼式などにおいてご遺族の方のみ閲覧となり、一般の方は、内部を見ることができません。)。
- 円柱の高さは、市内を襲った津波の最大の高さと同じ4.6mとし、東日本大震災の「記憶」の一部を、モニュメントのスケール感で表現したものとなっています。
- 重なり合う2つのアーチは、世代そして時を超えて決して途切れることなく、「記憶」を次へそしてまた次へと、確実に渡し伝えていく事への願いを表現しています。
- 隣接して設置している表示板には、「東日本大震災の概要」「多賀城市の被害状況」「津波浸水区域図」「モニュメントのデザインの説明」「減災都市宣言」を表示しています。
- 市民の皆様はもちろん、市外から訪れた方々、そして東日本大震災を体験していない世代にも、モニュメントの目的が伝わるよう、市内で最も人の行きかう多賀城駅前に設置しています。
除幕式
平成27年3月11日には、モニュメントの完成に合わせ除幕式を執り行いました。
強風の中での開催でしたが、およそ300名の方々にご参加いただきました。


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