更新日：2022年1月6日

TAGAYASUプロジェクト（文化交流拠点の整備）

TAGAYASUプロジェクトとは

文化「culture」は、ラテン語の「colere（耕す、培養する）」が語源となっています。「文化」とは、「社会にまかれた種、あるいは自分自身の内に秘めた可能性の種を育てること」とも言えます。文化という果実を得るためには、心を耕し続けることが必要です。

「多賀城」×「心を耕す」=「TAGAYASU」

「TAGAYASU」は、多賀城に暮らす人たちの「好き」や、「やってみたい」を応援するプロジェクトです。土を耕すように、自分を耕す。多賀城の子どもも大人も、いっそう輝くことを願って「TAGAYASU」プロジェクトが始動しています。

多賀城コミュニティカフェ

「TAGAYASU」プロジェクトの一つとして、多賀城に暮らす多様な人たちが、地域で活躍する人に出会い、刺激され、発見する場となる「多賀城コミュニティカフェ」を開催しました。カフェでは、ゲストと参加者とのトークセッションや、ゲストの話を切り口にした参加者同士の意見交換などを行いました。

多賀城コミュニティカフェゲスト

• 平成27年7月高田彩さん（ビルド・フルーガス）
• 平成27年8月谷津智里さん（つながる湾プロジェクト）
• 平成27年9月伏谷修一さん（TAP多賀城）
• 平成27年10月佐野美里さん（彫刻家）
• 平成27年11月豊嶋純一さん（特定非営利活動法人都市デザインワークス）、いのうえ佳代子さん（ギャラリーチフリグリ）
• 平成27年12月西野亮廣さん（お笑い芸人／絵本作家）
• 平成27年12月岸川政之さん（百五銀行／まちの宝創造アドバイザー）
• 平成28年1月河瀬直美さん（映画作家）

ビジョンブック”TAGAYASU”

コミュニティカフェの様子や、多賀城で活躍する人たちのインタビュー内容などをまとめたビジョンブック“TAGAYASU”が出来上がりました。それぞれのフィールドで、自分の「好きなこと」「やってみたいこと」に挑戦している人たちの姿が紹介されています。ぜひご覧ください。

• ビジョンブック”TAGAYASU”（PDF：3,129KB）

多賀城市立図書館展示スペース「TAGAYASU」

文化により触発された思いを、自分なりのカタチで表現する場として、多賀城市立図書館3階に、市民展示スペース「TAGAYASU」があります。

多賀城自由大学「asa mon cafe」

朝、たがもんと語り合う「アサモンカフェ」は、コーヒー1杯のオーダーで参加できるローカルスピリッツ養成のためのコミュニティです。日時や場所は、多賀城自由大学facebook（外部サイトへリンク）をご覧ください。

創造都市

創造都市（CreativeCity）とは、市民が創造的活動を自由に発揮することによって、文化芸術の持つ創造性を地域振興、産業振興などに活用している都市です。本市は、平成28年10月に創造都市ネットワークへの加盟が承認されました。ネットワークに加盟することで、他の創造都市との情報交換や、本市の取組みを効果的に発信することなどが可能になり、本市の文化芸術活動がいっそう活発になることが期待されています。

多賀城世界絵本フェスタ

平成28年3月に、市立図書館、書店、カフェなどが併設する施設と、子育てサポートセンター、保育所、高齢者専用住宅などが併設する施設が、JR仙石線多賀城駅前に新設されました。本市は、これらの新たな施設と、本市のアイデンティティともいえる歴史遺産の数々、更には国内屈指の音響性能を有する文化センターの音楽ホールなどの文化資源を有機的につなげる「東北随一の文化交流拠点づくり」を新基軸とした新たなまちづくりに取り組み、将来にわたり活力あるまちの実現をめざしております。そのような新たなまちづくりの第一歩として、「多賀城絵本フェスタ」を開催しました。

イベントでは、世界各国の言語で書かれた絵本を展示する「世界絵本展」、モーツァルトのオペラ「魔笛」を多賀城版にアレンジしたオペラ「魔法の笛」の上演、絵本作家の講演会などを開催し、市民が第一線で活躍する文化人に触れる貴重な機会となりました。

東大寺展

東日本大震災からの復興に取り組む被災地東北では、震災前よりもより豊かで、未来に誇れる強く新しい地域づくりを目指し、創造的復興に取り組んでいます。多くの方々のご支援に支えられながら、未曽有の大災害からの一日も早い復興を固く決意し、総力をあげて取り組んでいる東北が、さらに一体となって復興への歩みを進め、その先に子どもたちが夢と希望と誇りを持つことのできる豊かな東北の未来を築けるように、東日本大震災復興祈念特別展「東大寺と東北 復興を支えた人々の祈り」を開催しました。