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更新日:2024年4月22日

火の用心が家の心得

塩釜地区消防事務組合消防本部および株式会社日本防災出版社より、資料をご提供いただきました。

住宅火災から「命」を守るために

住宅火災から尊い命を守るため、再度ご家庭内でご確認ください。
住宅火災から「命」を守るために(PDF:2,388KB)

 我が家の火災防止ポイント10

  1. 天ぷらなどを揚げる時は、その場を離れない。
  2. 寝たばこやたばこの投げ捨てはしない。
  3. ストーブの給油は、消火してから。
  4. ストーブのそばに燃えやすいものを近づけない。
  5. 子どもをライターなどで遊ばせない。
  6. 風呂の点火は、浴槽の水を確認してから。
  7. 家の周りに燃えやすい物を置かない。
  8. たき火の後始末は完全に。
  9. 寝る前や外出時は火の元を確認する。
  10. 消火用具を備えて、使い方を確認する。

 もしも火事を出したら

早く知らせる

  • 決して自分だけで(わが家だけで)こっそり消火しようとしないこと。大火のもと!
  • すばやく通報する。
  • 勇気を出して、近所に知らせる!

火事だ!!

当事者は気が動転していて、正確に通報できないことがあります。

また、消火に専念して119番通報を忘れることもあります。

近所に大声で知らせ、助力を頼むことが大切です。

早く消す

  • 初期消火(火が上方へ回らないうちの消火のこと)に努める。
  • どんな火災も、はじめは小さな火から。
  • 小さな火のうちに消す。

初期消火が大切

火は、天井などに燃え移ると急速に拡大します。

普通の木造家屋だと、出火から20分くらいで火に包まれてしまいます。

出火から3~4分が、初期消火の勝負どころです。

早く逃げる(煙に巻かれない注意)

煙に巻かれない注意

「早く逃げる」というのは、火事だ、それ逃げろ、ということではありません。

煙に巻かれないこと、その危険を早く避けるということです。

煙の動きは早く、気体でなく粒子なので、たちまち見通しがきかなくなり、窒息することがあります。

また、煙は有毒ガスを含んでいることが多く、吸い込むと意識を失って倒れ、逃げることができなくなります。

  • 煙が下り始めたら脱出する。
  • 煙に巻かれたら、煙を吸い込まないように呼吸を止めて、早く脱出する。
  • 壁と床の接点などの直角のコーナーには、煙のない空白の部分ができます。そのようなところを選びながら、はって進んで逃れる。

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 初期消火のポイント

初期消火の限界は、一般に「天井に火が届くまで」と言われています。

わずか1~2分の間ですが、この間に消火できれば、火災を食い止めることができます。

消火器の使い方

粉末消火器や住宅用消火器の放射時間は、小型(1.5kg)のもので12~18秒間です。火元を確実にねらいましょう。消火器のタイプによって使用方法が違います。防災訓練などに積極的に参加して、消火器の使い方を実際に体験してみましょう。

ホースのある消火器

  1. 黄色の安全ピンを上に引き抜く。
  2. ホースの先のノズルを燃えているものに向ける。
  3. 上下のレバーを握る。

ホースのない消火器

  1. 黄色の安全ピンを上に引き抜く。
  2. ノズルを燃えているものに向ける。
  3. 上下のレバーを握る。

こんな消火方法も

基本的には、消火器を使って消火してください。

やむを得ず、次のように濡れシーツなどを使う場合には、やけどに十分注意してください。

発火物

消火方法

天ぷら油

強化液消火器やスプレータイプの消火具を使って消火します。

ストーブ

消火器がないときは濡れシーツでおおい、さらに水をかけて消火します(完全に火が消えるまでは、シーツをめくらないこと)。

カーテン

引きちぎってから消火(炎が上に燃え広がるのを防ぎます)

ふすま

蹴り倒してから消火(炎が上に燃え広がるのを防ぎます)

衣服に火がついたら

地面に横になって、転がるようにして消します。立ったままだと勢いよく上に燃え広がり、全身やけどになってしまいます。

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 放火されないための環境づくり

火災原因の第1位は、何だと思いますか?こんろからの出火?それとも寝タバコ?

この2つは、それぞれ原因の2位と3位です。

第1位は、「放火(放火疑いを含む)」です。塩釜地区(二市三町)では、昭和63年以降、連続して火災原因の第1位となっていて、最近も連続して起こっています。

次のことに注意して、放火されないための環境づくりに心がけましょう。

  • 家のまわりに、燃えやすいものを置かない。
  • 空家、物置などには必ずカギをかける。
  • 家のまわりを明るく。
  • 車のボディーカバーには、防炎製品を。
  • 洗濯物の取り込みを忘れずに。
  • 家をあけるときは、お隣との協力を。

 火災統計について

火災統計については、塩釜地区消防事務組合ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

 防火についてのお問い合わせ

消防署では、会合のあるときなどに伺って、防火についてお話しています。町内会の会合などがあるときに、ぜひお申し込みください。

  • 塩釜地区消防本部予防課指導係022-361-1617
  • 多賀城消防署022-355-9704

よくある質問

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お問い合わせ

総務部危機管理課防災減災係

 〒985-8531 宮城県多賀城市中央二丁目1番1号

電話番号:022-368-2079

ファクス:022-368-1360

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