更新日:2023年8月31日
給食ができるまで
市内小中学校の児童生徒が食べている給食は、毎日約35人の調理員さんたちが、班に分かれて協力しながら作っています。
1健康観察・身支度・手洗い
出勤して一番にすることは健康チェック。実は安全な給食を作る上では最も重要なことです。
- 調理の前に、前室で準備をします。
- 健康チェックを済ませた後、清潔な白衣に着替えます。
- 白衣とエプロンと靴は、作業内容がひと目で分かるように、作業ごとに色が分けられています。
2食材の納品
野菜や肉・魚などの材料が届きます。
- 食材が届く検収室は、野菜、肉・魚などに分けられていて、食材同士が混ざらないようになっています。
- 検収室の入り口にはエアカーテンを設置し、外からの虫やホコリなどの侵入を防ぎます。
- 到着した食材は、傷みがないか、虫などがいないか、検収室で確認します。
- 肉類はこの時点で異物が入っていないか入念に確認します。
動画(食材の納品)(外部サイトへリンク)
3下処理作業
野菜の皮をむいて、水洗いをします。
- 皮むき機で皮をむいてから専用のシンクで泥や汚れをしっかりと取り除きます。
- 野菜は流水で水を変えながら丁寧に3回洗います。
- 3槽シンクの水を出すときは、直接手で触れずに作業できる、足元のペダルを使って水を出します。
動画(下処理作業)(外部サイトへリンク)
4上処理作業
野菜を切っていきます。
- きれいに洗った野菜は、野菜切裁機を使って献立に合わせた大きさに切っていきます。
- 野菜切裁機は刃を交換することで、様々な切り方ができます。
- みそやルウはあらかじめ攪拌機で溶いておきます。
動画(上処理作業)(外部サイトへリンク)
5調理作業
いよいよ調理開始!
- 大きな釜は、カレーやスープ、肉や野菜の炒めものを作ります。
- 別の部屋では、フライヤーや焼き物機を使ってたくさんの揚げ物や焼き物を連続で調理します。
- 食材にきちんと火が入っているかを確認するため、温度計を使って食材の温度が85℃以上になっているか3点確認し、記録します。
- サラダや和え物は、和え物室で調理します。お湯でゆでた野菜を、真空冷却器を使って一気に10℃以下まで冷やします。
動画(調理作業1.回転釜)(外部サイトへリンク)
動画(調理作業2.揚げ物)(外部サイトへリンク)
動画(調理作業3.和え物)(外部サイトへリンク)
6配缶作業
出来上がった給食はクラスごとに重量で食缶に盛り付け、学校別のコンテナに積み込みます。
みなさんが待っている学校へ出発!
毎日、調理員さんが心を込めて作ってくれています。みなさんたくさん食べてくださいね。
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