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更新日:2024年3月27日

地場産品について

 地元の食材を取り入れて

食品の安全性が最近話題になっていますが、安心して食べられる給食を提供するために、センターでは文部科学省が定めた「学校給食衛生管理基準」に基づいた衛生管理を行っています。

もちろん食材についてもより安全なものを選択しています。その一つが、地元の食材をできるだけ取り入れようとの試みです。

平成13年度からにんじん、玉ねぎ、大根、きゅうり、白菜、にら、ミニトマト、みその8品目について、市内の農家で作られたものを取り入れてきました。令和5年度までは12品目(にんじん、長ねぎ、キャベツ、ほうれん草、大根、白菜、にら、小松菜、たまねぎ、かぼちゃ、なす、みそ)を取り入れてきましたが、令和6年度は10品目(にんじん、長ねぎ、キャベツ、ほうれん草、大根、白菜、にら、小松菜、たまねぎ、みそ)の食材を給食に取り入れます。

これらの作物は、ジェイエイ仙台たなばたけ出荷協力委員会生産者直売会学校給食部会の皆さんが、子どもたちのために、低農薬を心がけて作った作物です。

生産量が天候などに左右されるため、全ての作物を市内産でまかなうことはできませんが、生産者の皆さんが話し合いながら、よりよい食材で給食を作れるようにがんばっています。

 給食に使われている多賀城の野菜

にんじん

  • 原産地はアフガニスタン。長いにんじんは中国から、短いにんじんはアメリカから伝わりました。
  • にんじんの色はカロテン色素で、体の中に入るとビタミンAに変わります。風邪をひきにくくしたり、肌をきれいにする働きがあります。

白菜

  • 原産地は中国で、大正時代中頃から多く作られるようになりました。
  • 大根に次ぐ生産量で、生で食べられ、鍋物にもよく使われます。漬け物にするとおいしく、貯蔵しやすい野菜です。
  • 食物繊維が豊富で便通を良くします。

小松菜

  • 東京の小松川で発見された菜というところから小松菜という名が付きました。冬菜とも呼ばれ冬場の重要な野菜です。現在は一年中出回っていますが、2月頃がアクが少なく甘みがあっておいしいです。
  • カルシウム、鉄、カロテン、ビタミンCを大量に含んでいます。
  • おひたし、和え物、炒め物、みそ汁の具などに使われます。

ほうれんそう

  • 今から400年ほど前に中国から伝わりました。体の調子を整えるビタミンや貧血を予防する鉄分が多く含まれています。
  • 12月から1月頃に収穫したものが甘みが増して一番おいしい時期です。
  • おひたし、ごま和え、みそ汁の具などに使われます。

大根

  • 昔は「おおね」とか「すずしろ」といわれています。日本で一番作られて、一番食べられている野菜です。
  • 根はおろしや煮物、漬け物などで食べられます。
  • 胃の消化吸収を良くしてくれる働きがあります。
  • 葉にもビタミンやミネラルが豊富です。

長ねぎ

  • 原産地は中国西部で古くから作られている野菜のひとつです。
  • 白ねぎ(根深)と青ねぎ(葉ねぎ)があります。
  • ビタミンB1の吸収を良くする、臭いの成分の硫化アリルが含まれています。豚肉や魚と一緒に食べると効果的です。
  • 薬味や鍋の材料に欠かせません。

にら

  • 原産地は中国で、弥生時代に伝わり、薬草として食べられていました。
  • 旬は3月から4月です。
  • ビタミンA効力が豊富で、ビタミン類やカルシウムも多く含まれています。
  • ぎょうざやにら炒めの中華料理、おひたし、にら玉、みそ汁の具などに使われます。

キャベツ

  • 原産地はヨーロッパ南部で、甘藍、玉菜とも呼ばれます。一年中食べられます。
  • カルシウム、カリウムなどの無機質やビタミンA、B群、ビタミンCが多いです。胃の調子を整えてくれるビタミンUも含んでいます。
  • 生でも煮ても、どんな料理にもピッタリです。

玉ねぎ

  • 原産地は中央アジアから地中海沿岸とされています。栽培の歴史は古く、古代エジプトやメソポタミア文明で始まったといわれています。
  • 大きく分けると辛味品種と甘味品種があり、日本では主に辛味品種が栽培されています。
  • 「硫化アリル」という香味成分が目の粘膜を刺激するため、切ると涙が出ます。

味噌

  • 奈良時代に中国から伝わりました。
  • 味噌の主な原料は大豆です。大豆は畑の肉といわれています。
  • 米味噌、豆味噌、麦味噌があります。塩分濃度によって辛味噌、甘味噌に分けられ、色によって白味噌、赤味噌に分けられます。

よくある質問

お問い合わせ

学校給食センター  

〒985-0833 宮城県多賀城市栄4丁目2−18‎

電話番号:022-362-7874

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