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更新日:2024年1月25日

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千葉ロッテマリーンズ 平沢 大河  選手

広報多賀城で、多賀城に誇りを持った方、団体を紹介している「TAGAJOISM」のコーナーで2月号で紹介しています。

TAGAJOISM

1月7日、本市文化センターを会場に成人式が行われ、503人の新成人の皆さんが出席しました。

今月は、その新成人の1人で、本市出身のプロ野球選手の平沢大河選手を紹介します。

プロの世界で活躍する平沢選手から、ふるさと多賀城への思いや、20歳を迎えた今シーズンの目標などをお聞きしました。

平沢 大河プロフィール

  • 1997年12月24日生まれ(20歳)
  • 城南小学校卒、高崎中学校卒、仙台育英学園高等学校卒、千葉ロッテマリーンズ所属(2016-)

  • 身長176cm 体重76kg
  • 内野手 右投左打
  • 背番号 13

【主な経歴】

  • 高校野球 第97回全国高など学校野球選手権大会 準優勝 仙台育英学園高等学校
  • 第27回WBSC U-18ベースボールワールドカップ代表メンバー入り
  • 2015ドラフト1位 (千葉ロッテマリーンズ入団)

【記録】

  • 2016年5月11日対福岡ソフトバンクホークス戦で初出場
  • 2016年5月12日対福岡ソフトバンクホークス戦で初打席
  • 2016年8月17日対東北楽天ゴールデンイーグルス戦で24打席目にして初安打
  • 2017シーズンを開幕1軍でスタート
  • 2017年9月16日対東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ初本塁打

平沢選手プロフィール

 

インタビュー写真 

野球を始めたきっかけ

「きっかけは、野球をしていた父と、2つ上の兄の存在でした」と話す平沢選手。身近な2人の存在が、野球の道へ進むきっかけだったそうです。特にお兄さんは、一番の練習相手だったとのこと。お兄さんが野球を始めたのをきっかけに、一緒に野球を始め、お兄さんの姿を追いかけ、共に練習し野球に励んだそうです。

小学校時代から硬式球を扱うリトルリーグに所属し、中学校時代は、シニアリーグで全国大会へ出場。高校時代には仙台育英高校で、甲子園大会へ出場し、東北の地へ悲願の優勝旗をかけ戦うも、決勝戦で惜しくも敗れ、準優勝に輝きました。

その後も、侍ジャパンU-18の代表選手として世界の舞台で戦うなど、数々の大舞台を経験してきました。そして、2015年のドラフトで千葉ロッテマリーンズに入団し、現在2シーズンを終えました。

 

平沢選手守備時

 

 

 

憧れのプロ野球選手となって

憧れのプロ野球界に入る前は、華やかな世界のイメージが強かったそうですが、入団してからは「この世界で活躍していくための厳しさを感じました」と話します。地道な基礎練習や食事・睡眠といった普段からの体づくりなど、1つ1つの積み重ねや意識向上など「たゆまぬ努力」がプロの世界で大切なことだと感じているそうです。

2シーズンを経験し、1軍での打席も数多くなった現在、「福岡ソフトバンクホークスのサファテ投手のストレートは印象的でした」と話します。名だたる日本球界の投手と対戦しながら、日々、技術向上・体づくりに励んでいるそうです。

また、東北で試合に出場する際の心境を聞いてみると、「球場の違いではありませんが、宮城で試合をする際は家族やふるさとの友達も応援に来てくれていますので、良いプレーをしたいなという気持ちがより一層ありますね」と話してくださいました。

 

取材時の様子

 

2017シーズンを振り返って

「昨シーズンは、ショートを守っていた鈴木大地選手がセカンドにコンバートされ、すごくチャンスの年だったのですが、レギュラーとしてポジションを獲得できませんでした」と話します。

開幕も1軍でのスタートを果たした今期を振り返り、悔しさもにじませていましたが、試合に出場する中で、確かな手ごたえも掴みつつあるそうです。

「今年こそショートを狙っていきます」と意気込む様子は、実り多いシーズンを過ごした証のようにも感じました。

 

成人式の様子1

20歳を迎えて

「より責任感と自覚をもって、私生活も野球も過ごしていきたいですね。そして20歳を迎えた今シーズンは、勝負の年としていきたいです。応援してくださる同世代の皆さんや、ふるさと多賀城の皆さんをはじめとした方々に自慢していただけるような選手を目指していきたいです。」と、ふるさとからの応援を背に20歳の決意を話してくださる様子から、新たな一歩を踏み出しているように感じられます。

 

成人式の様子2

 

 

また成人式中には、成人式実行委員会の皆さんが企画し「平沢選手紹介」のアナウンスが行われました。簡単な紹介と共に平沢選手がその場で立つと、場内は拍手に包まれました。

 

同世代の新成人皆さんにとっても、憧れの存在であり、これからの活躍への期待の高さを感じます。

 

友達との一枚

ふるさと多賀城への思い

「私が住んでいた当時より、結構変わっているところもありますが、懐かしいですね。友達に会ったり、景色や建物を見たりすると、多賀城で過ごした日々を思い出します」と振り返ります。特に思い出の場所はありますかと尋ねると、「友達の家ですかね」とほほ笑みます。野球に全力で取り組みながら、友達と過ごした日々は、平沢選手のかけがえのない思い出のようでした。

 

平沢選手打撃時

 

2018シーズンの目標

「昨年シーズンの目標が『ショートのポジションで多く試合に出場する』でしたが、なかなか達成できませんでした。今年こそ、昨年の目標を達成できるように飛躍の1年を目指していきます。そして、1年でも早くレギュラーをとって、チームとしてのリーグ優勝を目指していきたいです」と話してくださいました。

「個人としてのレベルアップはもちろんですが、チームの勝利に貢献していく選手になる。」それが、これからの目標とのことでした。

チームの勝利の歯車となる選手へ向けて、2018シーズンにかける強い意気込みを感じました。

 

市民の皆さんへメッセージ

「20年間多賀城で育ち、離れて暮らしている今、ふるさと多賀城の良さを感じています。多賀城の皆さんに応援していただけることは大変うれしく感じています。

今後も、機会を見つけて、多賀城に関わっていきたいと思っています。」

平沢選手

 

 

 

サインボール

 

 

 

 

 

 

市長、教育長より平沢選手へ激励の言葉を贈りました

対談の様子

激励の様子

 

成人式終了後には、市長、教育長との対談が行われ、平沢選手は、これからの目標をお2人に直接お話ししました。

仙台育英高校時代3年生当時、多賀城を熱くしてくれた夏の甲子園での話や、12月23日に東北福祉大学トレーニングセンターで開催された野球教室についてなど会話が膨らんでいました。

対談の最後には市長から「体あってこそだと思いますので、体を大切にして、ケガなく一軍での活躍を楽しみにしています」と平沢選手へ激励の言葉を贈りました。

これから、ますますの活躍が楽しみです!

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総務部地域コミュニティ課広報広聴係

 〒985-8531 宮城県多賀城市中央二丁目1番1号

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