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更新日:2019年4月18日

発掘速報(平成31年3月)

市内遺跡における発掘調査(3月までに実施した調査)

市川橋遺跡(市川字伏石)の発掘調査

市内市川字伏石で実施している市川橋遺跡第96次調査の成果です。

調査区内では複数の井戸跡を発見していますが、今月はそのうちの2基について、本格的に掘り下げを行い、全容をつかむことができました。

こちらは、四隅に支柱を立て、それぞれに横桟を差し込んで縦板を支える構造の井戸です。

井戸からは、9世紀後半頃の土器が出土しています。

 

写真中央奥の土器は、金属製の器を模したものとみられます。

土器の集合写真

灯明皿として用いたもの(写真右側2点)や、まじないの記号が書かれた土器(写真中央手前側)も確認しています。

 

こちらは12月の発掘速報で紹介した井戸です。

新しい井戸から順に掘り下げを行ったところ、底には方形の水溜が設けられていました。水溜の裏には浄水用とみられる木炭が詰め込まれていました。

 

こちらの井戸からは緑色の釉(うわぐすり)が施された皿が出土しています。

緑釉陶器皿

緑釉陶器(りょくゆうとうき)と呼ばれる国産陶器で、平安京では貴族の住まいで使われる高級食器です。

 

平安京周辺や尾張国(現在の愛知県)、長門国(現在の山口県)、近江国(現在の滋賀県)などで焼かれました。今回出土した緑釉陶器は、尾張国で焼かれたものとみられます。

お問い合わせ

埋蔵文化財調査センター  

宮城県多賀城市中央二丁目27番1号

電話番号:022-368-0134

ファクス:022-352-6548

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