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更新日:2021年3月11日
多賀城市都市計画マスタープランは、多賀城市の目指す将来都市像の実現に向け、都市づくりの理念、将来都市構造、土地利用の方針、各都市施設の整備方針及び各地域におけるまちづくりの方向性を明らかにするために策定するものです。
この計画は、本市の都市計画に関する基本的な方針として、第五次多賀城市総合計画、多賀城市震災復興計画及び宮城県が策定した仙塩広域都市計画区域の整備、開発及び保全の方針に即して定めるものです。
この計画は、長期的な視点から、概ね20年後の多賀城市の姿を展望し、都市づくりの目標や方針を定めています。
このうち、将来の市街地の規模は、概ね10年後の将来人口等を見通して、また、道路、公園、下水道、市街地整備等の整備についても、概ね10年以内に優先的に取り組む事項を定めています。
この計画における将来人口は、上位計画である第五次多賀城市総合計画に即し、約63,300人と設定しました。
この将来人口の見通しと市街地内に残存する未利用地の状況等を勘案し、住居系市街地は、現在の規模を維持することを基本とします。
なお、将来人口によらない産業系の市街地については、本市の産業の振興と継続的な雇用の場の確保等といった観点から、今後の新規立地需要等を勘案して、適正な規模を確保するものとします。
第五次多賀城市総合計画に掲げる将来都市像『未来を育むまち 史都多賀城~支えあい・学びあい・育ちあい~ ~あなたの笑顔が多賀城をすてきにする~』の実現を目指し、本市のこれからの都市づくりの理念を次のように定めました。
都市づくりの理念に基づき、本市が目指す都市の姿を次のように定めました。
東日本大震災からの復旧・復興に向けた取り組みとともに、地震、津波、水害などに対する防災対策と減災対策等が進み、都市の安全性がより一層高まっています。
誰もが便利に移動でき、環境にもやさしい交通体系の構築をはじめ、市民の暮らしに必要な都市機能が使いやすく配置され、便利な居住環境が確保されています。
臨海部工業地帯の再興、農業、商業、工業の振興、企業誘致の推進、観光振興により、経済活動が活性化し、市民や都市に活力が生まれています。
悠久の歴史、文化・伝統、自然と市民生活等との調和を図りながら、行政、事業者及び市民が一体となり、良好な景観の保全及び創出が図られ、史都多賀城の魅力と美しさが高まっています。
都市の将来像が共有され、行政との適切な役割分担のもと、これからの多賀城市での都市づくりにおいて、市民の力が発揮されています。
本計画をご覧になりたい方は、次のファイルをご利用ください。
この計画は、市の職員により構成する「多賀城市都市計画マスタープラン策定委員会」が原案を作成し、多賀城市都市計画審議会委員により構成する「多賀城市都市計画マスタープラン策定協議会」の意見、助言を踏まえて策定しました。
また、地域別懇談会、パブリックコメント、第五次多賀城市総合計画及び多賀城市震災復興計画での市民アンケート結果の活用等により、市民意見の反映に努めました。
策定にあたり、地域別に懇談会を開催し、多賀城市全体とお住まいの地域の将来の姿等について、市民の皆様と意見交換を行いました。
第1回地域別懇談会
第2回地域別懇談会
策定にあたり、市民の皆様のご意見を反映させるため、多賀城市都市計画マスタープランの案を公表し、この案に対する意見を募集しました。
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