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更新日:2021年3月4日
山王遺跡195次調査では、東西方向に平行して走る溝跡を発見しました。
この溝跡の中から、近世の陶磁器片が出土しています。
一度の発掘調査で得られる情報は断片的なものに過ぎませんが、「どの遺構からどういった遺物が出たか」「遺物の年代はいつ頃か」「地層の状況はどうか」など、遺跡の情報が緻密に整理・検討されることで、過去の多賀城の歴史が次第に明らかになっていきます。
調査から持ち帰った遺物や図面を基に、それぞれの遺構の関係性についてじっくりと検討しながら、発掘調査報告書の作成が行われます。
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