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更新日:2022年2月22日
多賀城跡で出土した木簡403点。
本資料は、多賀城市にある特別史跡多賀城跡附寺跡から出土した、奈良時代から平安時代にかけての木簡であり、宮城県多賀城跡調査研究所の発掘調査によって発見されたものである。昭和45年に初めて木簡が発見されてから、平成25年までに403点の木簡が発見されており、地方でこれほどの数の木簡が発見されている例はほとんどない。
内容的にも荷札、進上文、帳簿、習書、呪符、など多様なものがあり、坂東諸国からの米の支援に付けられた荷札、白河軍団から弓の射手を多賀城に派遣したことを示すもの、戸籍や兵士に関係する帳簿に関するもの、役人たちが文字の手習いに使用したものなど、陸奥国府としての多賀城における政治・軍事活動の一端を示すものである。
県指定有形文化財
詳しくは宮城県文化財課のホームページ(外部サイトへリンク)でご覧ください。
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