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更新日:2022年2月22日
カマガミサマ、カマズンツァン、カマノカミサマ、カマオトコなどと呼ばれる土製や木製の面である。多くは憤怒の形相をかたどり、台所の柱や竈の上などに、出入口や外をにらむようにして飾っておく、この風習は宮城県から岩手県南部にかけて広くみられる。一般に火難よけ、魔よけ、家内繁盛のためという。家を新築し、竈を新しくした際火の神を祀る意味で、家を造った材料の一部を使って、大工や左官に作ってもらうことが多かった。現在この風習はすたれ、僅かに旧い民家に残存しているのみである。
炉や竈の火が生活の中心であったころの歴史を知る上で、貴重な資料である。
県指定有形文化財
詳しくは宮城県文化財課のホームページ(外部サイトへリンク)でご覧ください。
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