多賀城市

荒脛巾神社

荒脛巾神社は、足の神様と知られており、旅の安全を祈願する人々によって厚く信仰されました。建立年月日は不明ですが、安永3年(1774)に作成された市川村の風土記には、鹽竈神社の末社のひとつとして記載されており、仙台藩主伊達氏も社領を寄進して保護していました。社名にある脛巾(はばき)とは、旅に出るときに脛(すね)に巻きつける布のことであり、かつては祈願成就の際に奉納された脛巾が多数納められていました。現在は足に限らず、腰から下の病気にも効き目があるとして、性病や婦人病に悩む人々の信仰も集めています。社殿の左手には太子堂、右手には養蚕神社があり、病の根を切るという信仰から鋏が多数奉納されています。


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