志引石(千引石)

誰も動かせず通行の邪魔となっていた巨石を娘が動かし、2つに割れてこの地に落ちたもの(もう一つは地中に埋もれている)との伝説が残ります。娘は観音様の化身であったとか。石は観音堂の参道前にあります。
源顕仲は平安時代の公卿・歌人。勅撰和歌集に入首、新百人一首に選ばれるなど、歌人として活躍しました。

志引石(千引石)

君が代は 千びきの石を くだきつつ よろづ世ごとに とれどつきせじ

源顕仲(堀河院百首聞書)

多賀城市東田中二丁目