野田の玉川

井出の玉川(京都府)、野地の玉川(滋賀県)、高野の玉川(和歌山県)、調布の玉川(東京都)、多摩川の里(大阪府)とともに六玉川の一つ。芭蕉も『おくのほそ道』に「それより野田の玉川、沖の石をたづぬ」と、訪れたことを記していています。
能因法師は平安時代の僧侶・歌人で中古三十六歌仙の一人。甲斐国や陸奥国などを旅し、多くの歌を残しました。

野田の玉川

ゆふされば しほ風こして みちのくの のだの玉河 千鳥なくなり

能因法師(新古今和歌集)

多賀城市中央