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更新日:2016年12月12日

発掘速報(平成28年11月)

市内遺跡における発掘調査(11月に実施した調査)

市川橋遺跡第94次調査・山王遺跡第178次調査

城南地区の市川橋遺跡第94次調査では、材木を組み合わせて基礎にした「礎板(そばん)」を用いた柱穴や、古代の道路側溝を検出しています。

 

基礎

 

特別史跡多賀城跡の周辺では、東西南北に規則的に走らせた道路が多数見つかっており、多賀城跡と密接に関連した街並みが広がっていたものと考えられています。

今回発見された道路は、基幹道路である東西大路(とうざいおおじ)から数えて南に一つ目の道路であり、南1道路と呼ばれています。

 

城下

 

また、西に約1キロメートル離れた地点で実施している山王遺跡第178次調査でも、市川橋遺跡第94次調査と同じ南1道路を発見しています。

 

sn178

 

 

 

 

 

 

 

新田遺跡第115次調査

新田の災害復興公営住宅の近くで調査を行った新田遺跡第115次調査では、平安時代頃の遺構を多数発見したほか、この時期の土器がまとまって出土しています。

 

k4

 

八幡沖遺跡第15次調査

宮内地区の八幡沖遺跡第15次調査は、八幡沖遺跡範囲の北西角付近になります。

 

YO15北区全景

遺跡範囲の端に近い場所なので遺構の密度は低いですが、溝や土壙(どこう)などを発見しました

YO15土壙2

土壙の中からは、二次的に被熱(ひねつ)した平安時代の土器が多数出土しました。
土壙自体に被熱した痕跡は見受けられなかったので、周辺で使用したか、火災などで被熱した土器を土壙へ投棄したものと思われます。

 

山王遺跡第177次調査

南宮地区で実施している山王遺跡第177次調査では、江戸時代の土壙、井戸、溝跡、柱穴と、奈良・平安時代の掘立柱建物跡が見つかっています。

sn177

 


寒さの厳しい季節になってきましたが、冬季期間も発掘調査は続きますので、
今後も新たな情報をお知らせしていきたいと思います。

お問い合わせ

埋蔵文化財調査センター  

宮城県多賀城市中央二丁目27番1号

電話番号:022-368-0134

ファクス:022-352-6548

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