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更新日:2016年7月12日

平成27年活動速報 11月

多賀城鹿踊クラブの活動紹介

多賀城鹿踊(ししおどり)は、旧八幡村沖地区に伝わっていた、五穀豊穣(ごこくほうじょう)と家内安全を祈願する民俗芸能です。もともと「中谷地鹿踊」と呼ばれ、明治時代には盛んに踊られていました。昭和54年に現在の踊りである「多賀城鹿踊」として復活し、多賀城鹿踊保存会の皆様により受け継がれています。

地域の貴重な民俗芸能を子どもたちに継承することを目的として、平成27年6月に市内小中学生を対象とした多賀城鹿踊クラブが発足しました。現在、10名の部員が練習しており、その成果は10月の多賀城万葉まつりで初披露されました。

平成27年多賀城鹿踊クラブの活動

6月30日ラブ初練習(以降、毎月第2、4火曜日の夕方)

10月11日賀城万葉まつり(初披露)

11月8日王区民秋まつり

11月29日賀城なべまつり

 

多賀城八幡小学校体育館での練習風景です。

 

多賀城万葉まつりでの初披露の様子です。

 

山王区民秋まつりでも踊りました。

 

多賀城なべまつりでは、駅前広場で踊りを披露しました。

 

平成27年11月28日紫草染め

今年も、多賀城史遊館の恒例イベント・紫草染めを行ないました。
名前にあるとおり紫草の根を使って染める紫草染めは、飛鳥時代に始まったと言われ、染め上がった深い色味の紫色は高貴な色として人々にたいへん尊ばれました。

イベントでは紫草の根を染料として、薬品を使った簡易的な方法で染色を行ないました。

作業工程の説明

作業は、限られた時間でよりきれいに染めるために手際の良さが大切です。まずは作業工程の説明を受け、おおまかな流れを把握します。

染色原液をつくる作業

紫草の根を細かく砕き、エタノール溶液でよく揉み込んで染色原液をつくります。

染めの作業

染めの作業です。温度を40℃に保ちながら布を20分間浸した後、軽く乾燥させます。

その後、この染め・乾燥の作業を繰り返してゆきます。イベントでは時間を短縮して行ないましたが、古代の人々は、染めと乾燥の間隔をあけて、長時間にわたって何度も染め重ねることで深い色味の紫に染め上げました。

色止め作業

最後に色止めをして、流水で洗って乾燥させればいよいよ完成です。

集合写真

とても鮮やかに染まりました。帯揚げを染めたり、昨年染めた布を染め直したりと、皆さんそれぞれに違った楽しみ方が見られました。

奈良・平安時代、役人には位に応じた服飾の規定があり、紫色は従三位以上の上級官僚しか身につけることのできない禁色とされていました。多賀城では、最も位の高い長官でも三位クラスには届きませんでしたが、陸奥按察使兼鎮守将軍に任じられた大伴家持は、従三位であったためこの紫色の衣を身に付けていたと考えられています。

染料である紫草やその紫色は万葉集や古今和歌集そして枕草子にも登場し、いかに古代の人々を惹きつけたかをうかがうことができます。
今回のイベントで実際に鮮やかな紫色を目にして、遠い昔の都人の憧れに共感された方も多かったのではないでしょうか。

お問い合わせ

教育委員会事務局文化財課文化財係

 〒985-8531 宮城県多賀城市中央二丁目1番1号

電話番号:022-368-1141(内線:571・572)

ファクス:022-309-2460

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