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更新日:2015年8月19日

平成27年度速報展

速報展「発掘された遺跡-平成26年度の調査成果-」および遺跡調査報告会

速報展チラシ画像

多賀城市埋蔵文化財調査センターでは、平成26年度に22件の発掘調査を実施いたしました。
これらは東日本大震災からの復興事業や個人住宅建設、宅地造成などに先立ち行ったものです。
本展示は、その中から9か所の調査地を取り上げ、併せて宮城県教育委員会による多賀城跡第87次調査および山王遺跡(八幡地区)の調査成果とともに紹介したものです。

さらに、平成26年度に宮城県内における発掘調査で話題となった遺跡を紹介する「平成26年度宮城県発掘調査パネル展」も同時開催いたしました。

展示遺跡の紹介

多賀城跡第87次調査

 

多賀城跡第87次調査全景

(写真提供宮城県多賀城跡調査研究所)

多賀城南門や築地の規模、構造などの再確認を目的とした発掘調査が行われました。
その結果、南門の推定規模は東西約10.5メートル、南北約6.6メートルで、多賀城の正門にふさわしい城内最大規模の門であったことがわかりました。
現在、この成果に基づき、建物の立体復元を計画しています。

山王遺跡(八幡地区)

 

山王遺跡(八幡地区)全景

(写真提供宮城県教育庁文化財保護課)

三陸自動車道のインターチェンジ建設に伴い、調査が行われました。
多賀城城下の古代都市の北西部に当たり、平安時代になると道路網により碁盤目状に区画されたまち並みが造られました。
発見された道路の北側には湿地が広がっており、地形に合わせたまちづくりが行われていたことがわかりました。

山王遺跡第142次調査

山王遺跡第142次調査道路遺構

多賀城の幹線道路のひとつである南北大路から西に7本目の南北方向の道路が見つかり、その両側に広がる宅地内では、掘立柱建物跡も確認しました。
この調査区からは当時非常に貴重だった中国産の白磁や緑釉陶器も出土しています。

山王遺跡第143次調査

山王遺跡第143次調査道路遺構

多賀城の幹線道路であった東西大路。その大路が方格地割の外にも延びていたことを確認しました。
方格地割の外であっても、まちの中と同様に道路の規模が大きいことがわかりました。

新田遺跡第100次調査

新田遺跡第100次調査調査風景

新田遺跡ではこれまでの調査で、古墳時代前期の水田跡が多く確認されています。
今回の調査でも同時期の水田跡を7区画発見しました。
一区画の一辺が約2.5メートルと、小規模なものです。

八幡沖遺跡第7次調査

八幡沖遺跡第7次調査全景

室町時代から江戸時代にかけて、八幡神社を囲んでいたと見られる区画溝を発見しました。
溝からは、当時のお金(銅銭)の穴に紐を通した「さし銭」や、銅製の椀などが出土しました。

高崎遺跡第100次調査

高崎遺跡第100次調査検出の竪穴住居

古代の竪穴住居跡や中世以降に構築された井戸跡を発見しました。
竪穴住居を取り囲む周溝やカマドには、須恵器の破片や、多賀城・多賀城廃寺などの建物に使われていた瓦が再利用されていました。

お問い合わせ

埋蔵文化財調査センター  

宮城県多賀城市中央二丁目27番1号

電話番号:022-368-0134

ファクス:022-352-6548

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