ノロウイルスに気を付けて!
ノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎や食中毒が多発しています。
このウイルスによる感染症や食中毒は一年中を通して見られますが、特に冬場に流行し、1〜2月にピークになる傾向にあるため、今後ますます増加する恐れがあります。
ノロウイルスに対する正しい知識を持って、感染症や食中毒を予防しましょう!
最終更新日 平成22年12月13日
目次
どんな症状なの?
潜伏期間(感染から発症までの時間)は通常24時間から48時間です。
主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛で、発熱は軽度です。これらの症状が1〜2日続いた後に回復し後遺症もありません。
感染していても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。
この病気にかかっているかどうかは、臨床症状だけでは特定できないため、患者の便や吐物を用いて、電子顕微鏡など遺伝子を検出する方法で、ウイルスの検出を行い診断します。
どうやって感染するの?
ノロウイルスは二枚貝(カキ、アサリ、シジミ、ハマグリ等)を食べた時に起こる食中毒として知られていますが、二枚貝を原因とする発生は昨年で約15%程度と言われています。
感染の多くはウイルスを多量に含んだ患者の吐物や便に触れた手を、十分に洗わなかったり、掃除が行き届かなかったりしたことでウイルスが残留し、食べ物等を介して経口感染すると見られています。
予防法は?
手洗い

帰宅後、調理前、食事前、トイレの後、おむつ交換の後等は必ず行いましょう。
- 爪を短く切って、指輪や時計を外します。
- 腕から指先まで丁寧にこすり洗いします。(特に指の間・指先を良く洗います。)
- 十分に20〜30秒間水洗いします。
- ペーパータオル又は清潔なタオルで手をふきます。(他の人と共有したり再度利用するのはやめましょう。)
※石けんにはノロウイルスの感染力を失わせる効果はありませんが、手の汚れを落とすことでウイルスをとれやすくする効果があります。
食品の取り扱い
- 食材、特に二枚貝(カキ、アサリ、シジミ、ハマグリ等)を加熱する際は中心部まで十分に加熱する。(目安は85度以上で1分以上です。)
- 加熱できない生野菜等は流水でしっかり洗浄しましょう。
調理機材(まな板、包丁、食器、ふきん等)について
- 熱湯(85度以上)で1分以上の加熱をしましょう。
- 消毒液で調理台や調理器具を十分に消毒しましょう。
- 消毒液について
- 次亜塩素酸ナトリウムが入った台所やトイレ、衣類用の漂白剤や浴室カビ取り剤をお使いください。詳しい消毒薬の作り方は、こちら(PDF形式 92KB)をご覧ください。
- また、素材によって色落ちや、変質の危険性があるのでご注意ください。(消毒用アルコールや逆性石けんは、効果がありません。)
ふん便や吐物の処理や汚染された恐れのある場所の消毒
- 使い捨てのマスクと手袋を着用し、ウイルスが飛び散らないように、便や吐物をペーパータオルで静かにふき取ります。
- 便や吐物が付着した床等は、消毒液を含ませたティッシュ等でふき取ります。じゅうたん等はアイロンをかけます。
- ふき取った吐物、ティッシュ等、使用したマスク、手袋を、2重にしたビニール袋に廃棄物が十分に浸る量の消毒液を入れ、密閉して廃棄しましょう。
- 廃棄できないシーツ、枕カバー、タオルケット、毛布等は消毒液に30分間漬けおきし、洗濯機で洗濯しましょう。
※ノロウイルスは乾燥すると容易に空中をただよい、これが口に入って感染することがあるので、ふき取りに使用したタオル類を放置し乾燥させないことが重要です。
※ノロウイルスは下痢や嘔吐等の症状がなくなっても、通常1週間程度、長い時には1か月程度、便の中にウイルスの排泄が続くことがあるので症状が改善した後も注意が必要です。
感染したかと思ったら?
早めに医療機関を受診してください。市内の医療機関の一覧は、こちらをご覧ください。
なお、現在このウイルスに効果のある抗ウイルス剤はありません。このため、通常、対症療法が行われます。特に、体力の弱い乳幼児、高齢者は、脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を十分に行いましょう。脱水症状がひどい場合には病院で輸液を行うなどの治療が必要になります。
止しゃ薬(いわゆる下痢止め薬)は、病気の回復を遅らせることがあるので使用しないことが望ましいでしょう。
さらに詳しい情報は
ノロウィルスについての詳しい情報は、厚生労働省のホームページでもご覧いただけます。
問い合わせ先
- 多賀城市役所 022-368-1141
- 保健福祉部健康課成人保健係 内線131〜134
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