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更新日:2022年6月9日
多賀城跡で出土した漆紙文書92点。
多賀城市にある特別史跡多賀城跡附寺跡から出土した、奈良時代から平安時代にかけての漆紙文書。
漆の乾燥を防ぐために、漆容器の漆の表面に密着させる蓋の役割を果たすものが必要となる。その蓋として、多賀城の役所で使用済みとなった文書を再利用した。それが漆の成分により紙が腐食しないで残ったものが漆紙文書である。残存する文字史料が少ない古代において、その当時の記録をそのままの形で示す一次史料として、極めて重要な史料となっている。
県指定有形文化財
詳しくは宮城県文化財課のホームページ(外部サイトへリンク)でご覧ください。
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