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更新日:2024年4月22日
塩釜地区消防事務組合消防本部および株式会社日本防災出版社より、資料をご提供いただきました。
住宅火災から尊い命を守るため、再度ご家庭内でご確認ください。
住宅火災から「命」を守るために(PDF:2,388KB)
当事者は気が動転していて、正確に通報できないことがあります。
また、消火に専念して119番通報を忘れることもあります。
近所に大声で知らせ、助力を頼むことが大切です。
火は、天井などに燃え移ると急速に拡大します。
普通の木造家屋だと、出火から20分くらいで火に包まれてしまいます。
出火から3~4分が、初期消火の勝負どころです。
「早く逃げる」というのは、火事だ、それ逃げろ、ということではありません。
煙に巻かれないこと、その危険を早く避けるということです。
煙の動きは早く、気体でなく粒子なので、たちまち見通しがきかなくなり、窒息することがあります。
また、煙は有毒ガスを含んでいることが多く、吸い込むと意識を失って倒れ、逃げることができなくなります。
初期消火の限界は、一般に「天井に火が届くまで」と言われています。
わずか1~2分の間ですが、この間に消火できれば、火災を食い止めることができます。
粉末消火器や住宅用消火器の放射時間は、小型(1.5kg)のもので12~18秒間です。火元を確実にねらいましょう。消火器のタイプによって使用方法が違います。防災訓練などに積極的に参加して、消火器の使い方を実際に体験してみましょう。
ホースのある消火器
ホースのない消火器
基本的には、消火器を使って消火してください。
やむを得ず、次のように濡れシーツなどを使う場合には、やけどに十分注意してください。
発火物 |
消火方法 |
---|---|
天ぷら油 |
強化液消火器やスプレータイプの消火具を使って消火します。 |
ストーブ |
消火器がないときは濡れシーツでおおい、さらに水をかけて消火します(完全に火が消えるまでは、シーツをめくらないこと)。 |
カーテン |
引きちぎってから消火(炎が上に燃え広がるのを防ぎます) |
ふすま |
蹴り倒してから消火(炎が上に燃え広がるのを防ぎます) |
衣服に火がついたら |
地面に横になって、転がるようにして消します。立ったままだと勢いよく上に燃え広がり、全身やけどになってしまいます。 |
火災原因の第1位は、何だと思いますか?こんろからの出火?それとも寝タバコ?
この2つは、それぞれ原因の2位と3位です。
第1位は、「放火(放火疑いを含む)」です。塩釜地区(二市三町)では、昭和63年以降、連続して火災原因の第1位となっていて、最近も連続して起こっています。
次のことに注意して、放火されないための環境づくりに心がけましょう。
火災統計については、塩釜地区消防事務組合ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
消防署では、会合のあるときなどに伺って、防火についてお話しています。町内会の会合などがあるときに、ぜひお申し込みください。
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